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「平清盛」第12回“宿命の再会”

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大河ドラマ「平清盛」第12回“宿命の再会”    
                                 NHK総合 3月25日放送   
   
 

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“宿命の再会”とは、もちろん平清盛(松山ケンイチ)と源義朝(玉木宏)の再会のことですが・・・   
それにしても、義朝も清盛同様に荒々しくなっていて、似た者同士に見えてきましたね。   
 
二人の再会が霞むほどに、ほかのエピソードがありすぎて、どこを観て良いやらという感じの回でした。   
高階通憲(阿部サダヲ)はいつの間にか出家して“信西”になっているし、   
あんなに憎まれ役だった得子(松雪泰子)は、病に倒れた待賢門院璋子(檀れい)に情を見せるし、   
鳥羽院(三上博史)は狂乱して、思い出の水仙を探すように命令するし・・・。   
 
武士が出世できないことにいら立っていた清盛よりも、水仙を持ち帰った義朝のほうが、一段上だったのはこれまでと変わりませんでしたね。   
どんなに朝廷のために働いても、上に取り立ててもらえない平氏に対して、源氏がその立場であったらと考えると同じような目に合っていそうですが・・・。   
史実に詳しくないので、この後の展開に興味があります。   
知らないということは、結構楽しいものです。   
 
 
 

    
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玉木宏
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今回から時子(深田恭子)の弟・時忠役で森田剛さんが登場しました。    
この人も言いたい放題やりたい放題の無頼な若者のようですが・・・    
姉思いであることは確かなようですね。    
自分の気持ちに悩む時子に静かに語りかける    
“どんな綺麗ごとも、欲というものがなければ始まらないということです”は印象的でした。    
   
   
    
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今回の目玉だったのでしょうが・・・   
義朝と由良姫(田中麗奈)、清盛と時子のシーンには、正直あっけにとられてしまいました。   
特に清盛と時子には・・・。   
こうならないと、史実に沿わないとはわかりますが、急な展開で、新しすぎて(いや、当時はそうだったのかも)そこだけ別のドラマに思えたりしたものです。   
おかげで、無事に源頼朝が誕生し、清盛にも子供が出来たわけですが・・・。   
 
 
   
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どこに集中したら良かったのか、わからない回でした。   
来週は平氏の存亡にかかわるような大事件を起こすようですね。   
良くも悪くも清盛が主役のようです。   
 
そして、のちの弁慶役で青木崇高さんが登場するようです。   
ちょっと挫折しかかったのですが、楽しみになりました。   
やはり配役の魅力は大きいですね。


 
うさぎドロップ   

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