朝ドラ「カーネーション」この世の極楽
朝ドラ「カーネーション」を毎日楽しみに観ています。
予感があったのですが、今日が糸子役の交代の日でしたね。
尾野真千子さん、ラストカットが充実した表情を丁寧に撮られて終わりました。
役柄そのままに強く元気に駆け抜けてきた感じがして良かったです。
夏木マリさん、尾野さんとはまったく違ったタイプに見えますから、大変でしょうね。
でも、期待しています。
だんじりの夜の、糸子と北村（ほっしゃん。）のシーンは良かったですね。
北村は、こちらが期待したとおり、糸子の良いパートナーで居続けたことが嬉しかったものです。
テレビの小さな画面ですから、ほとんど顔つき合わせる感じで、本音をぶつけ合うシーンが楽しかったですね。
ほっしゃん。 を検索
東京行きを断る糸子に言う北村のセリフ･･･
“宝は一個ずつ消えていく、人も死んでいく。一人でそれに耐えていかなければ・・・しんどいぞ”
これは胸にこたえました。
糸子の“無くさへん。宝抱えて生きていくよって・・・”という強いセリフがありましたが・・・。
それに続くシーン･･･
居間には溢れんばかりに酒を酌み交わす人たちがいて、その後ろに善作（小林薫）がいたのには泣かされました。
呆けた千代（麻生祐未）が善作に近づいて酒を注ぐしぐさをするし・・・。
正直、今日で終わっても良かったかなと思ってしまいました。
尾野さんにしても、麻生さんにしても、女優さんって凄いなと思わせられました。
歳をとるごとに、老いを重ねるごとに、口調はもちろん、姿勢や動きがそれらしく自然で、感動させられたものです。
次女直子役の川崎亜沙美さんはプロレスラーでもあるんですね。
コシノジュンコさんのイメージにピッタリで驚かされたのに、それ以上に驚きました。
長女優子役の新山千春さんと三女聡子役の安田美沙子さんは、ずっとバラエティ番組に出る人という印象しかありませんでした。
最初登場した時はそのキャスティングに驚きましたが、回を追うごとに女優さんだということを認識させられましたね。
吉田奈津役の栗山千明さんは途中退場のような印象を受けました。
歌舞伎役者役の小泉孝太郎さんは、もう少し糸子の人生に絡むのかと思ったものです。
ジョニー役の浅利陽介さんは今日を含めて出番は2回ぐらいでしたか。
以上、個人的に気に入っている俳優さんたちなので、ちょっと残念でした。
来週からは、キャストは一新されるんでしょうから・・・。
尾野さんがゲスト出演した「あさイチ」や「スタジオパークからこんにちは」も観ました。
尾野さん本人と糸子との境目がわからないようなトークになっていましたね。
涙もろいところはちょっと違ったようです。
「外事警察」（2009年・NHK）や「火の魚」（2009年・NHK）の頃から考えても、一回まわりも二回りも大きな女優さんになっているように思えました。
「カーネーション」来週から又、気分を変えて楽しみたいですね。
尾野真千子 を検索
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