「相棒season10」第17話“陣川、父親になる”
「相棒season10」第17話“陣川、父親になる”
テレビ朝日 2月29日放送
久しぶりに陣川警部補(原田龍二)の登場でした。
美人に恋をするいつものパターンなのに、何だかテンションが低い気がしたのはこちらの気のせいでしょうか。
自殺と見られた事件は、右京(水谷豊)と神戸(及川光博)プラス?陣川の活躍で、殺人と明らかになりますが・・・
それは、偶然と思い違いで起きたものでした。
それが無いと、やはりドラマにはならないですけど、ちょっと気にはなりましたね。
第8話“フォーカス”に続いて、守口悠介さんの脚本でした。
それにしても、20代で「相棒」の脚本を手がけるなんてやはり凄いと思いますね。
三人で由香里(松本莉緒)のアパートを訪ねたシーン・・・
陣川と神戸の、妊婦の由香里に対する態度の違いに笑ってしまいました。
同じ優しさなのに、完全に恋する目線の陣川と、冷静に余裕で対応できる神戸・・・。
女性や子供に対する神戸のスキルの高さは、ファンの間で評判になっていました。
その背景にある生い立ちまで想像させたりしたものです。
シリーズを通して、神戸のツッコミとフォローの確かさの評価も高いものでした。
それは及川さん個人への評価でもありましたね。
神戸という人物が登場した時、その人物造形が出来ていなくて、及川さんに丸投げしたという本当か嘘かわからない話がありましたから・・・。
及川光博 を検索
ドキュメンタリーを作る現場が出てきたのは興味深かったです。
素人目には、演出などがどこまで許されるのか(まったく許されないのか)、その境目が難しいところで、答えはなかなか出ないような気がします。
最初、被害者が退職願を出していた理由がよくわからなかったのですが、本人が覚悟の上で手紙の作為をしたということなんですね。
作為ではあったけれども、本心でもあったわけで、それはそれで見方を変えたドキュメンタリーには思えましたが・・・。
思い過去を背負った妊婦の由香里役・松本莉緒さんを久しぶりに観ました。
いつの間にか、しっとりとした大人の女優さんになっていて、驚かされましたね。
今回は、何となく終始静かな展開だった気がします。
捜査一課のトリオや角田課長(山西惇)の絡みもあまり印象が残らず・・・
確かにラストは相変わらずの陣川のシーンがありましたけど・・・。
神戸がいなくなるというのに、こんなことで良いのかという気がしないでもないです。
関係なく淡々と事件を解決して、最後は静かに右京と別れて行く・・・
それはそれで良いのかもしれません。
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