「相棒season10」第18話“守るべきもの”
「相棒season10」第18話“守るべきもの”
テレビ朝日 3月7日放送
今回は、落ち着いて地味な「相棒」らしい回だと思いました。
ゲストが、CMで知っているけど名前を知らなかった今井朋彦さん(研究者・泊役)に、名前は知っていたけど顔を知らなかった合田雅吏さん(元SP・土方役)・・・
その他の重要な関係者役もまったく知らない俳優さんばかりでした。
あくまで個人的な認識ですが・・・
その分、シリアスな感覚で、どこに着地点があるのだろうと、最後まで引っ張られて観てしまいましたね。
SPという仕事を詳しく知りませんが、合田さんはストイックなSP(警備員)のイメージにピッタリでした。
こんなふうに地味な(失礼ですが)俳優さんを揃えて、じっくり見せるのが「相棒」の魅力のひとつだと改めて思いましたね。
土方が泊を守らずに逃げたのではないか?という疑問の答えに出てきた“銃衝撃音”・・・
右京(水谷豊)と神戸(及川光博)の説明に、へぇ~と思ってしまいました。
射程距離300メートルを超えた場合、“銃声<弾丸<銃衝撃音”ということですよね。
別に知らなくても良い知識でしょうが・・・。
水谷豊 を検索
映像がいつも以上にブルーがかって見えたのはこちらの気のせいでしょうか。
狙撃シーンだけはグリーンっぽかったですね。
オープニングの狙撃シーンに、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」が流れてきたのには、ちょっとした驚きでした。
珍しい入り方に、神戸の卒業に絡む展開が始まるのかと期待したものです。
あと残り1回なのに、まったく関係が無かったですね。
「サウンド・オブ・サイレンス」が映画「卒業」(1967年)で使われていたので、スタッフのちょっとした遊びでしょうか。
スナイパーが逮捕されるシーンにも「ミセス・ロビンソン」(こちらも「卒業」で使われた)が流れていたので、単にスナイパーがサイモン&ガーファンクルのファンという設定なのでしょうかね。
ラストの花の里のシーン・・・
いつも以上に右京と神戸が仲良しなのにはちょっと切なかったですね。
幸子(鈴木杏樹)の“そろそろお茶漬けにしますか?”“わさびは多めで”という問いかけに、二人で声をそろえて“お願いします”と答えていました。
神戸も右京に似て、わさび多め好きになったんでしょうかね。
ちょっと笑えました。
来週はシーズン最終回、とうとう神戸の卒業回ですね。
残念で仕方が無いですが、素晴らしい内容で神戸が送られますように願っています。
元日スペシャル“ピエロ”も良かったですが、“神の憂鬱”(season8・最終話)のような作品に仕上がっていますように・・・。
予告編では國村隼さんが出ていましたから、「相棒-劇場版II-」(2010年)のその後が観られるのでしょうか。
産休明け?の木村佳乃さん(片山雛子役)の顔も見えましたね。
寂しいですけど、期待してしまいます。
<追記>
来週の放送は休みでした。
最終回は2時間超スペシャル、21日(水)午後8時~10時9分の放送です。
及川光博 を検索
<これまでの感想>
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
第10話元日スペシャル 第11話 第12話 第13話 第14話 第15話
<関連記事>
「相棒ten」来週放送開始 2011.10.12.
「相棒」コラボパンを昼食に 2011.12.13.
及川光博さん、「相棒」卒業 2011.2.7.
相棒 を検索
« 「平清盛」第9回“ふたりのはみだし者” | トップページ | 「平清盛」第10回“義清散る” »
「ドラマ「相棒season10」」カテゴリの記事
- 「相棒season10」最終回スペシャル“罪と罰”(2012.03.22)
- 「相棒season10」第18話“守るべきもの”(2012.03.08)
- 「相棒season10」第17話“陣川、父親になる”(2012.03.01)
- 「相棒season10」第16話“宣誓”(2012.02.16)
- 「相棒season10」第15話“アンテナ”(2012.02.09)