「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」第3話
「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」第3話
フジテレビ系列 4月24日放送
このところ体調が悪かったために、今朝録画したものを観てみました。
結構辛くて、この先もこのドラマを観続けられるかと悩みましたね。
末期がんの患者に転院をすすめる理由で出てきた“大学病院は高度医療の研究施設だから”・・・
そうでしたね。
確かにロビーにそんな掲示がされていたことを思い出しました。
私の場合は、奇跡的に助けてもらっての退院でしたが・・・(がんではありません)
体力が回復しないままの退院は、やはり大学病院の設立趣旨によるものでしたね。
紺野(草なぎ剛)が、カンファレンスで末期がんの患者・木島(甲本雅裕)への新薬投与を提案するシーンには怖さを感じました。
言葉のひとつひとつが重たくて不安で・・・どうしてこうまで感情移入して観てしまうのか、とまで思いましたが・・・。
あの教授(松平健)が周囲の予想に反してOKを出したので余計に、ですが・・・。
その後の木島とのシーンは、更に胸に迫ってくるものでした。
単なる研修医がここまで踏み込めるのか、という思いの前に、医者という仕事の重たさを改めて感じさせられました。
すず(ミムラ)の職場復帰したいという思いを受け止めるかという問題との両方を抱えて・・・
医者としてというよりも、人として試されているようで観ていて胸が詰まりました。
草なぎさんは、こういう真っ直ぐで誠実な役が本当によく似合いますね。
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“大丈夫”がお守りになるというすずに、“治る”と言ってほしかった木島が重なりましたが、そのシーンはあえてありませんでした。
ラスト、木島の死に号泣する紺野が、沢村(水川あさみ)に、“治る”と言わなかったこと、言ってあげればよかったことを語ります。
そうですよね、誠実だからこそ言えない言葉で、医者じゃなくても人としての言葉のひとつひとつは重いと思わせられました。
沢村が、紺野の名札を外してあげて、一人の人間として泣かせてくれたシーン・・・
優秀な研修生である彼女自身が、医者としてより成長していくことを暗示させるシーンでもありましたね。
犬を飼うということ ~スカイと我が家の180日~ DVD-BOX
水川あさみ を検索
沢村の母親の死のことが明らかになりましたが・・・
あのように簡単に“大丈夫”(つまり診断ミス)と言われた経験もあるので、何とも複雑な気持ちで観てしまいました。
これからも病院側の事情、医者の事情が描かれていき、そこには中心に患者の生死という重い問題があるわけで・・・
となると、やはりキツイですね。
でも、草なぎさんなので、観続けると思いますが・・・。
そういえば、草なぎさんの「僕の生きる道」のDVDを当時真っ先に購入したものの、いまだに一度も観ていないですね。
次回は、江波杏子さんがゲスト出演するようです。
昨夜、「Answer〜警視庁検証捜査官」(テレビ朝日)で、車椅子の彼女を観たばかりで、同じような役だとしたらちょっと複雑な気分がしますね。
<これまでの感想>
僕と花 / サカナクション <主題歌>
NHK DVD::NHKスペシャル 東京スカイツリー 世界最難関への挑戦
冬のサクラ DVD-BOX
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