「徹子の部屋」の井上陽水さん
昨日の「徹子の部屋」(テレビ朝日)のゲストは、井上陽水さん。
久しぶりに、ハラハラしないで観ていられましたね。
陽水さん、30年ぶりの出演ということですが、黒柳徹子さんのほうが緊張していたような気がしないでもなかったです。
お笑い芸人さんたちが束になってかかっても、ほとんど返り討ち?になるばかりだったのに・・・。
30年前の映像を観ても、陽水さんの態度のデカさというか、自由さというか、勝っていましたものね。
陽水さんの世界、音楽もその存在感も好きです。
何もかもが大きく突き抜けている感じがします。
どんな時も、悠然とそこにいる、という感じですね。
30年前の映像では、長者番付1位の話に、“僕の趣味では、山あり谷ありの人生が楽しい”などと語っています。
当時の態度を笑顔で反省し、若気の至りでみたいなことを言ってましたが・・・
得体の知れなさは健在ですね。
というか、年月を経て、経験を繰り返してきて、もっと凄くなってきているような気がします。
ちゃんと、自分の弱さなども語ってくれているんですけど、語り口や態度がゆったりして変わらないせいでしょうか。
軽くて深い井上陽水の言葉
井上陽水全曲集
さすがに、お孫さんとビートルズを歌うところなどは、普通の好々爺ですが・・・
家族でカラオケに行き、自分の歌もリクエストがあれば歌うようですし・・・
奥さん(石川セリ)と長女(依布サラサ)との写真で、メガネなしの陽水さんが何とも幸せそうでしたね。
奥さんが大病をしたことを知りませんでしたが、快復したようで良かったですね。
Essential Best::石川セリ
新しい恋/長い猫
ギターを弾いて歌ってくれた「いっそセレナーデ」には、本当にしみじみとしました。
徹子さんも歌った本人も、“しみじみ”と語っていましたが、本当に年月の経過はひとつの歌を様々な思いで聴かせるものだと思いましたね。
徹子さんも絶賛した「少年時代」についても、陽水さん本人が“この歳になると、歌っていてジーンとする。いろいろ思い出して込み上げるものがある”と・・・。
40周年記念の武道館ライブの映像も紹介されましたが、本当に名曲ばかりで、改めて感動しました。
今年は東北でのコンサートも予定されていて、被災地の人たちの少しでも慰めになれば、と語ってくれました。
さまざまな思いで聴いてくれる人が多いと思いますね。
家族ぐるみの付き合いというロバート・キャンベルさんのことや、飲み屋で5000円出したのに全部歌ってくれなかったと文句を言ったタモリさんの話など・・・
親しい仲間が次々亡くなっていって、引きこもりにならないかという話からアカデミー賞の話に、最後は徹子さんを持ち上げて・・・
あのゆったりした声で聴かされると、すっかり陽水ワールドにハマったような時間でしたね。
徹子さんが、ちらっと見た陽水さんの身体が鍛え上げたようだ、と2度も食いついていたのには笑いました。
60代で全国ツアーができる体力に、不死身だなあと思ったら、吉田拓郎さんを思い出してしまいました。
拓郎さん、元気でしょうか。
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