「リーガル・ハイ」第8回を観て
今週放送の「リーガル・ハイ」第8回(フジテレビ)を観ました。
このドラマは、初回と金田一耕助シリーズ風の回(第7回でした)を観ているだけでした。
正直を言えば、今回は次の時間帯の「37歳で医者になった僕」を待っているついででしたが・・・。
何しろ主演の古美門研介役・堺雅人さんのハイテンションに驚かされますね。
それにつられるように、黛役・新垣結衣さんもおとなしやかなイメージから抜けていますし・・・。
膨大なセリフを“立て板に水”状態、それも難しい法律用語がたくさんあって、それを私生活から法廷までハイテンションで吐き続けるわけですから・・・
俳優さんって凄いなあと、ストーリーを脇に置いて、圧倒されてしまいました。
今回は天才子役・メイ役の吉田里琴さんが素晴らしくて、ほとんどあっけにとられて観ていましたね。
子役ブームとか言われている今、個人的には敬遠気味でいたのですが、ただただ“凄いっ”としか思えませんでした。
セリフとはいえ、最後の“子役は使い捨て”発言には、本人のもの凄いたくましさを感じたものです。
こういう子が大人の女優さんに成長していくのかもしれません。
ちなみに、個人的には鈴木福くんが好きですね。
今後も続けていくのかはどうかわかりませんが、いつでもその時の彼でいてほしいと思っています。
このドラマの脚本家は古沢良太さん。
「相棒」シリーズではかなり娯楽性の高い作品を担当していますが、「外事警察」(2009年・NHK)や「ゴンゾウ 伝説の刑事」(2008年・テレビ朝日)のような重たくて見ごたえのあるものも多いですね。
ちなみに、“古沢”は“こさわ”と読むのを最近知ったばかりですが・・・。
外事警察
外事警察その男に騙されるなオフィシャルガイドブック
今回は、堺さんの父親役で中村敦夫さんが登場しました。
歳を重ねて、こんな気の抜けた(いい意味で)役をやるようになっていたんですね。
役的には、かなり厳しく堺さんの今を作ってしまった父親ですが・・・
印象的にはちょっと老いて油気が抜けた感じですね。
堺さん側と相対する三木役・生瀬勝久さん側が強烈なので、その間のたたずまいが良かったです。
そして、今回一番のツボは・・・
ラスト近く、中村さんが服部(里見浩太朗)の電話に出る直前の音楽が「木枯し紋次郎」(1972年・フジテレビ系)のテーマ曲「だれかが風の中で」だったこと。
電話に出たとたんにピタッと止まりましたが・・・。
ここで笑える人、喜んだ人、懐かしんだ人はかなりの年齢になりますね。
よろしかったら、こちらをどうぞ。↓
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