「平清盛」第26回“平治の乱”
大河ドラマ「平清盛」第26回“平治の乱”
NHK総合 7月1日放送
平氏と源氏が真っ向から戦うのは来週ということのようで・・・
今回は、清盛(松山ケンイチ)と義朝(玉木宏)の動きがあまり印象に残りませんでした。
阿部サダヲさんの信西に圧倒されましたね。
阿部サダヲさんは最後ということで、清盛との出会いからの回想シーンが結構ありました。
夢を追い続けながらも変貌していく様子がよくわかって、凄い俳優さんだと改めて思ったものです。
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逃げ延びる途中で穴に入ったシーンは、清盛との初対面シーンを思い出したものです。
あの時も、信西は穴に落ちていましたから・・・。
と思ったら、すぐに回想シーンで出てきましたね。
藤本有紀さんの脚本らしい、と納得できました。
藤本さん、朝ドラ「ちりとてちん」(2007、8年)の時、その伏線回収の見事さが絶賛されていましたから・・・。
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藤本さんと言えば、東国から駆け付けた義朝の長男・義平役で登場した波岡一喜さんも「ちりとてちん」に出演していましたね。
この人も藤本さんのお気に入りなのかな、と思ったものです。
それにしても、熊野詣から引き返す清盛を待ち伏せすると意気込む役柄が、イメージにぴったりすぎて、つい笑ってしまいました。
ライオン丸G
藤本さんつながりで、藤原師光役の加藤虎ノ介さん・・・
あくまで信西に付き従い、髪を切って無事を祈りながら、それでも最後まで見守っていく、西光という法名までつけてもらう、良い役でした。
信西とのやりとりを丁寧に撮ってもらって、感動的なシーンでしたね。
信西が亡くなったことで、加藤さんの出番が終わりかと思ったら、これからも清盛に絡む重要人物なようで、これからも楽しみです。
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この緊急事態を熊野詣の清盛に知らせよと命令する時子(深田恭子)が格好良かったです。
それに、鎧や弓矢を用意していた家貞(中村梅雀)も、老いたとは言え・・・。
清盛には良いブレーンがいるということですね。
一族で意見を率直に言い合える状況になっていますし・・・。
あの時忠(森田剛)がちゃんと参加して、“平氏のために信西は必要”などとまともなことを言っているのにはちょっと驚きました。
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↑ 森田剛 出演
重盛(窪田正孝)と頼朝(中川大志)が、それぞれに父親に意見をし、冷静に見ている様子が印象的でしたね。
静かに父親を乗り越えていきそうな、そんな次の世代を感じさせます。
その前に、父親が大きく立ちふさがっていくのでしょうが・・・父がドラマの主役でした。
義朝は来週で退場でしょうか。
源氏と言えば、頼朝や義経が有名過ぎて、その父親の義朝については一般的にはそんなに知られていなかったですよね。
少しは勉強できてよかったです。
先週、玉木宏さんが出演した「スタジオパークからこんにちは」を観ました。
かなり力を入れてこのドラマの話題が取り上げられていたのですが、あまりに声が良すぎて、話の中身の方をほとんど覚えていません。
記憶力の低下を別にしても、笑えますね。
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