「平清盛」第27回“宿命の対決”
大河ドラマ「平清盛」第27回“宿命の対決”
NHK総合 7月8日放送
清盛(松山ケンイチ)と義朝(玉木宏)の対決シーンまで、何となく淡々と進んだ感じがしましたね。
その前に激しい戦いのシーンがあるんですが・・・。
ラストの対決シーンも来週まで持ち越すのでは?と思ったりしたものです。
京に戻ってもすぐに藤原信頼(塚地武雅)や源氏を攻めなかった清盛・・・
その深謀遠慮を巡らす姿からは、昔の清盛が信じられないですね。
二人がそれぞれに“さだめ”と言い切った、避けられない対決・・・
棟梁同士なのに誰一人ついて来ていないとか、いつの間に賀茂川を渡ったのか、とか疑問は沸くけれども、映像的には魅せましたね。
実際にはあんな戦い方は無かったのでしょうが・・・。
清盛のあの重たそうな刀を久しぶりに見ました。
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戦い方と言えば、平重盛(窪田正孝)と源義平(波岡一喜)の一騎打ちシーンも面白かったです。
お互いに名乗り合って戦うというドラマを久しぶりに観た気がします。
保元の乱で、源為朝(橋本さとし)などのシーンでもありましたけど・・・。
二人の対比もあって、ちょっと笑えました。
これだけ登場人物が多いと、どういうかたちでも目立った方がいいですね。
僕たちは世界を変えることができない。
源平の戦いとなって、それぞれが紅白の旗や鉢巻?をしているのがわかりやすくて良いですね。
団体戦になって入り乱れるとわからなくなりますから・・・。
そう言えば運動会の紅白分けはここから来たんですよね、確か。
ラストの一騎打ちでの清盛と義朝も鉢巻をしていて、なぜかそこだけに目が行ってしまいました。
今回、印象に残ったのは、沈着冷静に策略を巡らし実行した清盛と、ラストの一騎打ちでしたけど、信頼も目立ちましたね。
塚地さん、俳優として重宝されている芸人さんですが、今回の役はあまりに周囲と違い過ぎて、これでいいのかなどと思ったものですが、なるほどと思わせられるインパクトがありました。
豆腐姉妹
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今回の時子(深田恭子)と常盤御前(武井咲)は、清盛と義朝に“これがさだめ(宿命)だ”と言わせるだけの出演でしたね。
常盤の場合は、近く牛若(義経)が誕生する告知も兼ねていましたが・・・。
これまでは、大概の日本人が判官びいきと言われていますが、このドラマで平清盛(平氏)への見方が変わるのでしょうか。
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少なくとも、個人的には勉強になっています。
最近、関連の本を読んだり映像を観るようになりました。
登場人物が多くて、その関係や背景がわからなさ過ぎましたから・・・。
でも、そうなると知識を得た分を映像で追いかけるような感じになってしまいますね。
今回も、何も知らなかったらワクワクして観ていられたような気がします。
痛し痒しですね。
昨日の昼に放送されたNHKアーカイブス「歴史が語る平清盛~武士の世を創った男~」を観ました。
うがった見方かもしれませんが、視聴率回復のために頑張って関連の番組を放送してもらえて、こちらは大歓迎です。
ゲストは、重盛役の窪田正孝さんと妻・経子役の高橋愛さん。
高橋さん、一生懸命にコメントしていましたが、年下らしい窪田さんの方がやたら落ち着いて見えたのが印象的でした。
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