心温まる“本日休業”
昨日の朝、NHKニュースの中で大阪の古本屋さんが取り上げられていました。
通院日だったのですが、つい支度の手を止めて観入ってしまいましたね。
主人公は、青空書房の店主・坂本健一さん、89歳。
長いこと年中無休だった店が週1回の休みとなり、それ以来書き続けてきた休業の貼り紙が素敵なものでした。
お客さんに申し訳ないという気持ち、その思いを込めての絵とメッセージが入ったポスターです。
“ほんじつ休ませて戴きます”
それに続く言葉の温かさ、絵の優しさに、こちらの胸もほっこりしました。
人生の最後まで、大好きな本と、本が大好きな人たちに囲まれていたい、と語る店主。
“二度とない人生だから本を讀もう”などのメッセージも店内に貼られています。
狭い店にはたくさんの本が息づいていて、店主を見守っていて・・・
そんな空間と時間を、ほんの少し味わったことがある私には何ともうらやましい光景でした。
この空間と時間が、静かにいつまでも続きますように、と祈りたくなりました。
別ブログに、ポスターのメッセージの一部を載せています。
よろしかったら、どうぞ。 ⇒ 言葉の味、話の味~心温まる“本日休業”
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