「平清盛」第31回“伊豆の流人”
大河ドラマ「平清盛」第31回“伊豆の流人”
NHK総合 8月5日放送
今回から第三部突入ということで・・・
最初から頼朝(岡田将生)が出てきて、それも語り手も務めているわけですから、言いたい放題?の感じで、つい笑ってしまいました。
清盛(松山ケンイチ)が主役のドラマであることを忘れかけました。
オープニング映像に清盛の姿が新しく組み込まれて、主役を主張したかたちでしたね。
それにしても、岡田さんの頼朝が何とも美しいですね。
個人的に好きな瑞々しい緑の映像の中で、伊豆に流された憂いを感じさせながら、毅然とした品が漂っていました。
申し訳ないですが、相手女優より美しい(福田沙紀さん、失礼!)俳優ってどうなんだろう、と思ってしまいました。
頼朝がこんなに美しいと、映画やドラマで美男として扱われている弟・義経役はどうするんだろうと心配になったものです。
調べてみたら、神木隆之介さんなんですね。
美男同士が対立する構図は迫力的にはどうなんだろうと、よけいなことを考えてしまいましたが、それはそれで面白いかもしれません。
と、初っ端から、ドラマから離れたところで遊んでしまいました。
聖なる怪物たち DVD BOX
アントキノイノチ スタンダード・エディション
平家の一族や家臣の中でも、重盛(窪田正孝)がもっとも父・清盛を冷静に見ているんですね。
対立する後白河上皇(松田翔太)と二条天皇(冨浦智嗣)の間で上手く立ち回ろうとする清盛に批判的だったりします。
それが、二条天皇の葬儀で後白河上皇を一喝していさめる清盛を見て、“修羅の道を進む父を支えるのが自分の仕事”とまで言い切るようになります。
重盛は、平家の中でもかなり重要な人物になるようですね。
正直、清盛の子供や孫が一同に会すると、誰が誰やらわからない状態です。
ガチバン SUPERMAX
ガチバン WORST MAX
僧の輿に乗って嫌がらせに来た後白河上皇ですが、清盛に一喝されて、“朝廷を思うままに操るつもりだろう”と・・・
自由人過ぎて帝の器ではないと思われていた人ですが、人を見抜く目は持っているようで、ちょっとゾクッとしましたね。
ある本では、清盛と後白河上皇は“似た者同士”とありました。
似た者同士でうまくいく時が続くかと思っていたら、意外に破たんが早かったんですね。
アフロ田中
ライアーゲーム -再生ー スタンダード・エディション
池禅尼が亡くなって和久井映見さんの出番も終わりです。
思いがけず、鳥羽法皇役の三上博史さんのシーンがあって、懐かしかったですね。
今回から登場の遠藤憲一さん(北条時政)、塚本高史さん(藤九郎)を楽しみにしていました。
時政って、当時はあんな感じ(普通のお百姓さん?)だったんですね、とイメージの違いが楽しかったものです。
余談ですが・・・
岡田さんが出演した、先日の「スタジオパークからこんにちは」を観ました。
絵に描いたようなイケメンでしたね。
でも、一番感心したのは、俳優を一生の仕事と考えている姿勢でした。
高良健吾さん、染谷将太さん、窪田正孝さんらに次いで、また若くして“俳優”に真っ直ぐな青年を見てしまいました。
それにしても、ずぶの素人があっという間に演技賞を総なめにしたりするんですね。
面白くて、奥が深くて、一生かけても答えが出ないかもしれない、そんな世界に踏み込んだ人たちを、見ていくのも楽しみです。
岡田さんが納豆好きということで、視聴者から集まったレシピのバリエーションが豊富で、とても参考になりましたね。
松山ケンイチ を検索
<これまでの感想>
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回
第12回 第13回 第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回
第21回 第22回 第23回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回
第30回
<関連記事>
大河ドラマ「平清盛」の影響で・・・ 2012.6.16.
その時歴史が動いたー乱世の英雄編ー::「平清盛 早すぎた革新」 ~平氏政権誕生の..
NHK大河ドラマ 平清盛 オリジナル・サウンドトラック
NHK大河ドラマ 平清盛 オリジナル・サウンドトラック 其の二
平清盛 NHK を検索
« 暑い季節に、お薦めのドラマふたつ | トップページ | 小原&伊調選手の金メダル、そしてラジオのオリンピック中継 »
「大河ドラマ「平清盛」」カテゴリの記事
- 「平清盛」最終回“遊びをせんとや生まれけむ”(2012.12.24)
- 「平清盛」第49回“双六が終わるとき”(2012.12.17)
- 「平清盛」第48回“幻の都”(2012.12.10)
- 「平清盛」第47回“宿命の敗北”(2012.12.03)
- 「平清盛」第46回“;頼朝挙兵”(2012.11.26)