「平清盛」第32回“百日の太政大臣”
大河ドラマ「平清盛」第32回“百日の太政大臣”
NHK総合 8月19日放送
先週はオリンピックのために放送は休みでしたね。
今回は、清盛(松山ケンイチ)が出世していく様子を淡々と描いて終わるのかと思ったのですが・・・
ラストに、源頼朝(岡田将生)と八重姫(福田沙紀)の悲劇を持ってきて、ただでは終わりませんでした。
二人のエピソードをまったく知らなかったので、驚きましたね。
八重姫の父・伊東祐親(峰竜太)が赤ん坊を殺すシーンがセリフだけで映像が無く、ちょっと違和感がありましたが、ホッとさせられたのも確かです。
頼朝はどうしても義経と比較して、一般的には人気が無い(?)ですが、こういう描かれ方だと評価が変わりそうで面白いですね。
これから登場する義経にしても、一方的な描かれ方をしないでしょうから、両方に義があるというぶつかり合いになるのかもしれないと思うと、これからが楽しみです。
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北条時政(遠藤憲一)が、頼朝の悲劇の一部始終を見ていたわけですが、何ともドラマチックな感じがしました。
いずれ義父になるわけで・・・
当然その時は夢にも思っていなかったでしょうが、観ている側は面白い因縁だなあと思ってしまいますね。
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ラストまで淡々と進んだ感がある中での、宮中での五節の会のシーン・・・
清盛VS後白河上皇(松田翔太)が面白かったですね。
清盛が立場上受け身になっているせいで、上皇の独壇場にはなっていましたが・・・。
上皇の“曲者感” “食えない感”が面白いです。
鳥羽上皇(三上博史)や崇徳上皇(井浦新)のように悲劇的に終わらない感じで、白河法皇(伊東四朗)のような怪物になるのかどうかはわかりませんが・・・。
史実に詳しくないことで、やはり今後の展開への興味は尽きないです。
松田さんが何とも楽しそうに演じているように見えてしまうのは、贔屓の欲目でしょうか。
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そんな二人の前で舞う、祇園女御であり乙前の松田聖子さん。
彼女に影響を受けた清盛と後白河上皇が、それぞれの想いで見つめるシーンが印象的でした。
それにしても、彼女はいったい何歳になっているんでしょうね。
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前回の視聴率が最悪だったようですね。
一視聴者として残念ですけど、考えようによっては貴重なものを独占的に観ている感じがして、それはそれで楽しいかもしれない、と思ったりしています。
作っている側としては、たまったものでは無いでしょうが・・・。
平家に源氏、朝廷に藤原摂関家と、とにかく登場人物が多くて、その関係を整理するだけで大変ですから、そのあたりも敬遠される理由でしょうか。
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