“いのちのあさがお”が咲いています。
このところの猛暑にバテ気味ですが・・・
猫の額ほどの庭に咲く、朝顔を眺めるのが楽しみになっています。
園芸などにはまったく興味が無く(眺めるのは好きです)、無精で庭の雑草もめったに採らないのですが・・・
今年の夏は特別です。
昨年、どこで手に入れたのかわからないままの朝顔の種がありました。
蒔く時期を過ぎていたので放りっぱなしだったのですが、気にはなっていたのです。
袋に“いのちのあさがお”と書かれていましたから・・・。
今年、その種を蒔いてみました。
種はどうやって蒔いたらいいのか、その前に、去年の種に花は咲くのか・・・
水やりは?肥料は?と、園芸オンチの私はひとり大騒ぎをして、やっと現在に至りました。
あれこれやっては、毎日眺めて、咲かない咲かないとがっかりしたりして・・・
まるで夏休みの自由研究をする小学生のようで、自分ながら笑えます。
大騒ぎして、手をかけた分、咲いた時の感激はひとしおでしたね。
特別、綺麗に見えるから不思議です。
朝顔の種には、あるメッセージが添えてありました。
この種のルーツは、白血病で亡くなった小学生が育てていた朝顔なのです。
種を採って育てることで、その子の“いのち”をつなげていこうという思いから始まり、全国へ広がっていったようです。
“思いやりの心、命の大切さ、そして難病に苦しむ子供たちがいることを伝えていってほしい”
そう書かれています。
種が採れて余るようなら送ってほしいと、住所なども書かれています。
種を採るのも楽しみなのですが、それがいつどのように出てくるのかもわからないので、花の時期が終わっても、きっと毎朝目を皿のようにして眺めてしまうんでしょうね。
あまりの知識の無さに自分であきれていますが、その分楽しみは続きますね。
何気なく調べてみたら、本になっていることを知って驚きました。
いったい私はどこでこの種を手に入れたのか、改めて不思議な気がします。
ただ、忘れっぽいだけのことなんですが・・・。
内容紹介 ――
白血病のため7歳でこの世を去った光祐君が死の直前まで育てていた朝顔。
母親のまみこさんは悲しみから立ち上がり、骨髄バンク普及のため光祐君の朝顔の種を普及していくというお話。
そして命のあさがお運動として全国に輪が広がっています。
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