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朝ドラは「梅ちゃん先生」から「純と愛」へ・・・そして、遊川和彦さん

    
梅ちゃん先生メモリアルブック 2012年 10月号   
   

 

朝ドラ「梅ちゃん先生」が終わりました。    
今日の最終回を観ていて、最近ニュースになっていた“失笑する”という言葉を思い出してしまいました。    
国語調査で、意味を誤解されているとして紹介されていた言葉の一つです。   
最終回前日に事件を起こして、最後にそれを含めて全部を綺麗にまとめ、誰もが幸せな展開で終わらせていて、つい笑ってしまいました。    
高橋克実さんがのど自慢に出演するというのは、かつて片岡鶴太郎さんが出演したことにリンクさせたのでしょうが、やはり突然という感じがします。   
こういう展開が多かったような印象が残るドラマでした。   
   
このドラマが好きな人たちにとっては、とても気持ちの良い最終回だったでしょうね。   
視聴率がとても高かったということは、大多数の人たちに受け入れられていたということですよね。    
最初は出演者が好みの俳優さんが多かったので期待したのですが、結局最後までハマれなかった私などは少数派ということになります。    
   
今月、病院のロビーでこのドラマを観る機会がありました。    
朝、目の前を出勤してきた医師や看護師が通る場所ということもあって、何とも居心地が悪かったですね。    
つい、医療に従事している人たちはどう観ているのだろうと思ってしまって・・・。    
でも、年配のご夫婦が楽しそうに声を出して笑っていましたから、そういう人たちに支えられているドラマということなのだとは思いました。    
万人に受け入れられるドラマなど、あるわけもありませんから・・・。    
   
突然何かが起きて、特に深い掘り下げなどもなく、あっという間に軽く解決して・・・の繰り返しで最後まで来てしまいました。
散りばめた細かな伏線を、時間を追うごとに綺麗に回収していった「ちりとてちん」(2007、8年)を懐かしく思い出したものです。    
終わってみたら、梅ちゃん先生こと堀北真希さんの、何だかいつも“納得していない”という表情だけが残るドラマでした。
明日からは、耳になじんでいたSMAPの「さかさまの空」が聴けなくなるんですね。    
   
重箱の隅を突きますが・・・   
昨日のナレーション(林家正蔵)で、昭和36年当時なのに“看護師”という表現をしていました。   
細かいことが気になるのは、「相棒」(テレビ朝日)の杉下右京(水谷豊)の影響です。    
   

 

    
梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX 1 [堀北真希]    
梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX 2    
梅ちゃん先生 完全版 DVD-BOX 3   

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純と愛(part1) [NHK出版]   
 
   

次は「純と愛」ですね。    
タイトルからして、あまり期待していなかったのですが・・・    
先日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」の脚本家・遊川和彦さんを見て、ちょっと気持ちが変わりました。    
   
遊川さん、あの大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(2011年・日本テレビ)の脚本を手掛けていたんですね。    
私は、ちょっと観ただけで挫折しましたが、菅野美穂さん主演の「曲げられない女」(2010年・日本テレビ)は好きでした。    
このドラマの影響で10年日記を始めて、今も続けています。    
菅野さんの役は、毎年毎日同じコメントを書き続けるという、その内容も超ネガティブなものでしたが・・・。

    
   
   
    
家政婦のミタ DVD-BOX [松嶋菜々子]   
   
    
曲げられない女 DVD-BOX [菅野美穂]
   
   
   
   
番組では、遊川さん、絶対妥協しない攻撃的な姿勢を見せていて、驚かされっぱなしでした。    
脚本家が撮影現場に立ち会うというのも珍しい気がしました。    
俳優の演技を観ていて、その場でセリフを変えたりもしていて、ほとんど演出家と思えたほどです。    
ヒロイン・純役の夏菜さんを徹底的にしごいていましたね。    
“気持ちが入らない”ということは絶対許せないようです。    
涙ぐみながらも、必死に食いついていく夏菜さんも根性を見せていますが、俳優って大変だと思わせられました。    
つい、「梅ちゃん先生」はこういう現場だったんだろうか、とも・・・。

   
   
   
    
純と愛(上) [遊川和彦]
   
   
   
    
遊川さん、常に全力投球で、生活のすべてを脚本を書くことに費やしているようです。    
「家政婦のミタ」は遊川さんの生い立ちの影響が色濃く出ていたドラマだったんですね。    
当時、「家政婦は見た」(テレビ朝日)のパロディだと思い、何と安易な発想で、とか思ったことを申し訳なく思いました。    
遊川さんはどのドラマも渾身の力を込めて書いていることがよくわかりました。    
そして、絶対同じようなドラマは書かないということも・・・。    
   
「純と愛」は「梅ちゃん先生」とは対極の朝ドラになるのかもしれません。    
「梅ちゃん先生」の、良くも悪くも緩さになれた視聴者が、ついていけるのかどうかはわかりませんね。    
どのようなドラマになるのか、とても興味が沸いてきました。    
来年の宮藤官九郎さんの「あまちゃん」までどうしようかと思っていたのですが、観ていこうと思います。    
ただ、番組で紹介された夏菜さんのシーンが、ほとんど叫んでばかりいたのがちょっと気にはなりましたけど・・・。

 

                          連続テレビ小説「純と愛」公式サイト

 

<「梅ちゃん先生」関連記事>   

朝ドラ「カーネーション」から「梅ちゃん先生」へ 2012.4.3.    
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