「あさイチ」松坂桃李さん&「月曜日のユカ」
昨日の「あさイチ」(NHK)のプレミアムトークのゲストは、松坂桃李さんでしたね。
松坂さん、名前は印象的なので覚えていましたが、演じているところを見たのは朝ドラ「梅ちゃん先生」が初めてでした。
正直、個人的には「梅ちゃん先生」にハマれていないので、何となく観てしまっていたトークでした。
ヒロインの堀北真希さんとコミュニケーションをとれるようになったのが、半年以上過ぎてから、というのは驚きでしたね。
そんなに人見知りで、よく俳優という仕事が出来るものだと思ったものですが、逆にそれだからこそ出来るということがあるのかもしれないと、不思議な納得をさせられました。
そう言えば、一人遊びが得意だというようなことも言ってました。
俄然、興味が沸いたのは、“映画館が好き”という話からです。
“映画”ではなく“映画館”でしたから、よけいに・・・。
“ポップコーンか何かを食べながら?”という問いかけに、何も食べないでひたすら映画を観ると言っていました。
お気に入りの定位置で、静かに映画を観ている様子が浮かんできたものです。
それだけで、一気に、個人的に期待する若手俳優の一人になってしまいました。
ちなみに、個人的に期待する若手俳優とは、高良健吾さんや染谷将太さん、それに松田龍平さん、松田翔太さん兄弟などですね。
みなさん、別にこちらが期待しなくても、すでに充分に余裕で活躍していますが・・・。
映画に真摯に取り組む若手が次々と出てきて、嬉しい限りです。
松坂桃李 2013 カレンダー
怪盗ロワイヤル
【楽天ブックスオリジナル特典付き】松坂桃李コンプリートBOOK
その映画館好きの松坂さんも真剣に注目していた映画紹介のコーナー。
創立100周年ということで、日活作品の紹介でした。
懐かしい映画がたくさんありましたね。
映像として紹介されたのが「愛と死をみつめて」(1964年・吉永小百合&浜田光夫)と「月曜日のユカ」(1964年・加賀まりこ)でした。
「愛と死をみつめて」のほうには、どうしても古さを感じてしまいましたね。
GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 4:愛と死をみつめて HDリマスター版
驚いたのは「月曜日のユカ」でした。
作品としては知っていましたが、まったく観たことはありませんでしたから・・・。
若くて小悪魔という表現がぴったりの加賀さんが、カメラ目線で、延々と抑揚のない話し方をしています。
なんと斬新な撮り方だろう、と思いましたね。
昔の方が自由に実験的な映画作りが出来ていたように感じて、新鮮な驚きがありました。
この場面を切り取って、延々と流してくれた、それだけ長く紹介してくれた番組スタッフに感謝したい気分です。
若くて二枚目の中尾彬さんも出演していますし、ぜひDVDなどで観てみたいですね。
松坂さんの興味を引いたと思いたいです。
ぜひ、観てほしいものです。
GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 10:月曜日のユカ HDリマスター版
調べてみたら・・・
「月曜日のユカ」の脚本には、斎藤耕一さん(後に監督)とともに、倉本聰さんが参加していたんですね。
監督は中平康さんで、なるほどと思いました。
そして、音楽が黛敏郎さんと、今思えば何とも豪華な組み合わせでした。
GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 16:紅の拳銃 HDリマスター版 [赤木圭一郎]
GREAT 20 NIKKATSU 100TH ANNIVERSARY 2:赤い波止場 HDリマスター版 [石原裕次郎]
日活100周年記念作品を楽天で探す ⇒ NIKKATSU 100TH
« 「平清盛」第36回“巨人の影” | トップページ | 「平清盛」第37回“殿下乗合事件” »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 朝ドラ「虎に翼」が終わって、思ったこと諸々。(2024.09.29)
- ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て(2024.07.11)
- 朝ドラ「虎に翼」鑑賞中(2024.05.29)
- 朝ドラ「ブギウギ」が終わって(2024.03.30)
- NHK「ふたりのディスタンス ピース 綾部祐二と又吉直樹」を観て(2023.12.28)