「平清盛」第38回“平家にあらずんば人にあらず”
大河ドラマ「平清盛」第38回“平家にあらずんば人にあらず”
NHK総合 9月30日放送
今回のサブタイトル“平家にあらずんば人にあらず”をどのように出してくるのか興味がありましたね。
有名過ぎて、取ってつけたようなシーンになっては逆効果で、かなり難しいと思いましたから・・・。
時忠(森田剛)が禿(かむろ)を使って、清盛の国づくりに反対する者を容赦なく断罪していく流れで・・・
又それだけではなく、それを諌める兎丸(加藤浩次)に向かって、と自然な表現でしたが、それでいて怖さを感じさせました。
時忠の後ろにいる清盛(松山ケンイチ)がどれだけ事を把握していて、黙認していたのか、仕向けていたのか、そのあたりがよくこちらに見えてこない分怖いですね。
時忠役の森田剛さんは儲け役で存在感がありましたね。
先日出演した「スタジオパークからこんにちは」をチラッと声だけ聴いたのですが、まるで役に合わせたようにクールな態度のようでした。
司会の二人が質問をしても取り付く島もない感じ(どれにも同じ答えをしていたような・・・)に思えたのは、声だけだったからでしょうか。
これまでに無い俳優さん(歌手でもありますが)だと、逆に興味が沸いたものです。
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禿(かむろ)が、平安時代に市中の見回りをした若者をさす歴史用語であることを、このドラマで初めて知りました。
先週の登場が印象的で調べていたのですが、今回の登場シーンもドキッとしました。
朱色の衣装がよけいに印象深いですね。
清盛の朱色の衣装も人物をより大きく見せている気がします。
平家だから赤色を使用するのは当然なのでしょうが、赤色があまり好きではない私が、このドラマのこの色の使い方には目を奪われています。
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平重衡役の辻本祐樹さん、これで確か3回目の登場だと思うのですが、ほとんどワンカットの出演でした。
今回はチラッと踊るシーンがありましたけど・・・。
このところ目立っていた重盛(窪田正孝)でさえ、今回はその他大勢になっていましたから、これだけ出演者が多いと仕方がないですね。
いずれ大役が待っているようなので期待しています。
これまで、長いこと賑やかし役のようだった(失礼!)兎丸ですが、今回は港づくりの構想や時忠を諌める役を演じたりして存在感を見せました。
来週は、彼が主役ですか。
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後白河法皇(松田翔太)の“どれだけ大きいものを食べたか”という遊びは印象的でした。
清盛に対しては、“清盛を食べること”を予想できたのですが、それまでに連戦連勝?だったわけが“相手を食べること”だとは気がつかなかった自分に笑えたものです。
松田翔太 を検索
伊豆のシーンを挟み込んでいますが、そちらはまだ動きが無い状態ですね。
代わって、遮那王(神木隆之介)が鞍馬山から降りてきて、五条大橋で弁慶(青木崇高)と遭遇するという、誰もが知っているシーンが登場したのには笑ってしまいました。
これだけ何のてらいもなく、ストレートに出てくると、気持ちがいいですね。
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