朝ドラ「純と愛」若村麻由美さん登場
連続テレビ小説 純と愛 Part1 (NHKドラマ・ガイド)
朝ドラ「純と愛」を何とか挫折もせず、毎朝観ています。
ここに来て、腰が据わったというか・・・。
昨日は、愛(風間俊介)の母親役で若村麻由美さんが登場しました。
純(夏菜)が愛を強引に連れて行った待田宅・・・
愛が8年ぶりに帰った家は豪華な邸宅でしたね。
その居間で繰り広げられる家族の本音の会話に、観ている今が朝であることを忘れたものです。
特に若村さんのシーンは舞台劇を観ているようでした。
一見、残酷な言葉を発し続ける若村さんの目がうるんでいて、どこでも手を抜かない凄い女優さんだと・・・
シチュエーションも他の俳優さんも忘れて、観入ってしまいました。
それに、若村さんの母親より愛の方がより残酷に感じましたね。
望んだわけでもない能力に苦しんでいるとはいえ・・・。
人はいつも正しくいられるわけではありませんよね。
マイナスの考えも、それを理性で抑えているから人間関係が上手くいっているわけで・・・。
本性、それもほんの一瞬の想いまで指摘されて、糾弾されたら抗いようもないです。
まして、母親ですから・・・。
今日のシーンで、愛が“母はボロボロに疲れている”といい、母への愛情が消えてしまったわけではない、より深く愛情を求めているのがわかりましたから良かったですが・・・。
でも、愛も、観ていてじりじりするほど感情を抑えていますから、切れると怖いですね。
これからもたびたびあるようですが・・・。
それにしても、純の家族にもかなり問題がありますが、愛の家族はそれ以上ですね。
このドラマは、いったいどこに着地点があるのだろうと、今から興味があります。
つくづく脚本の遊川和彦さんに良いように踊らされている気がしないでもないです。
待田家のシーンを観ていて、「家政婦のミタ」(2011年・日本テレビ)はこういうテイストで視聴者を夢中にさせたのかもしれないと思ったものです。
今週、純が愛を優しく見つめるシーンが何度かあって、その柔らかな表情に、初めて夏菜さんが美人であることがわかりました。
開始以来、あまりにガサツな言動が有り過ぎて、引き気味で観ていましたから・・・。
いまだに、純がホテルで働くシーンはドキドキ(嫌な意味で)しますね。
どんなに新米でも、仕事中にあんなギクシャクした姿勢や行動はありえないと思うので・・・。
今日も、水野(城田優)に愛の事情について詳しく話すシーンがあり、“ええ!言うの?”とついブレーキをかけたくなった自分がいました。
これも遊川さんの思うつぼですかね。
このブログ、“純と愛”でのアクセスが驚くほどあります。
私と同じに困惑しながら観ている人が多いのだなあと思わせられています。
確実にこれまでの朝ドラとは違っていますよね。
それでも(それだから)、若村さんの登場、そして桐野役の吉田羊さん目当てで観続けると思います。
ただ、来週の予告を観ても、何だか騒々しそうですね。
大丈夫でしょうか?
<関連記事>
朝ドラは「梅ちゃん先生」から「純と愛」へ・・・そして、遊川和彦さん 2012.9.29.
朝ドラ「純と愛」が始まりました。 2012.10.7.
朝ドラ「純と愛」二週目 2012.10.13.
NHK連続テレビ小説 純と愛 上
NHK連続テレビ小説「純と愛」オリジナル・サウンドトラック
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