「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル」初回放送を観ました。
昨夜、「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル」(フジテレビ)の初回を観ました。
若者向けのドラマで縁が無いとわかっていても、四万十川(それも、沈下橋)が映ると知っていましたから・・・。
行ったことはないです、念のため。
まず、当地の空気が感じられる映像はもちろんですが、頻繁に表れた黄色を主体とした明るい映像に惹かれました。
ヒマワリを意識したものと考えていいんでしょうね。
何より、オープニングのクレジットに橋部敦子さんの名前を発見したことが大きかったですね。
橋部さんと言えば草なぎ剛さんの“僕シリーズ”(「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」「僕の歩く道」)の脚本を担当した方です。
ほとんど飛びつく思いで、観てしまいました。
ただの明るい青春ドラマにはしないと思いましたから・・・。
描きようによっては欝になりそうなストーリーを、テンポよく明るく描かれていてホッとはしました。
28歳にして自分の居場所が無い主人公(生田斗真)が、妙にリアルで共感を持てたりしました。
軽くて調子がよさそうな主人公の素直さは、観ていて救われます。
人との関わり合いが濃い田舎に軽く飛び込んで、素直な分疲れて、結局最初から大きな出来事に遭遇することになる青年・・・
その地が嫌で飛び出したのに戻らざるを得なかった女性医師(真木よう子)・・・
その地で生きることを選んだ若者たち(桐谷健太、木村文乃、香椎由宇、国仲涼子、柄本佑)も、それぞれの事情を抱えていそう・・・
そこで、彼や彼女たちがお互いに関わり合いながら、人々と関わり合いながら、どう生きるかが描かれていくのでしょうね。
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倍賞美津子さんがまさか一回だけの出演とは思いませんでした。
実年齢より老いた役でしたね。
そのシワの刻み方にしみじみとしてしまいました。
田舎の人のおせっかいと紙一重の優しさ、そして背中合わせの孤独さを見せて、存在感がありました。
中年向けの配役としては、残る市役所の課長・松重豊さんに期待してしまいます。
ずっと明るく軽く、気持ちの良いテンポで進んで、ラストで倍賞さんが助からない展開にしたことは、橋部さんらしいですね。
やはり、ただの青春ドラマにはしないのでしょう。
余談ですが・・・
生田斗真さんの弟役でアナウンサーの生田竜聖さんが出演していたのには驚きました。
後でわかったことで、その時はどこかで見た人という印象だけでしたが・・・。
ついでに・・・
真木よう子さんと木村文乃さんが、生田さんと同年代に思えなくて、失礼ながら年齢を調べてみました。
真木さんがイメージより意外に若く30歳で納得したのですが、木村さんの24歳には驚きました。
朝ドラ「梅ちゃん先生」の印象で、ずっと年上に見ていましたから・・・。
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