「ラジオ深夜便」女優・藤田三保子さんの熱中人生
「ラジオ深夜便」11月21日・午前4時台〔明日へのことば〕
鳩子の海から38年、私の熱中人生(2)
俳優 藤田三保子
今朝方早く、時間に似つかわしくない、やたら元気なアナウンサーのニュースに起こされました。
長年の耳鳴りを紛らすために、一晩中点けっ放しの「ラジオ深夜便」ですが、あまりの元気の良さに、寝過ごしたかとあわてて時計を見たものです。
その後に続いた“明日へのことば”のコーナーからも、元気な声が流れてきて、すっかり目が覚めてしまいました。
その声の主が、女優の藤田三保子さん。
“藤田美保子”から改名していたなんて、まったく知らなかったほど、長いこと聞いたことが無かった名前でした。
昨日の放送(1)がどのような内容だったのかはわかりませんが、たぶん話題はヒロインを務めた朝ドラ「鳩子の海」(1974年)中心だったんでしょうね。
今日は、発病した膠原病中心の話でした。
女優としてステロイド剤で太ることを嫌い、止めたら再発したとか、検査を受けながら少しずつ薬の量を減らしていったとか、うなずけることが多いので、私と同じ薬を飲んでいるのだろうと思ったものです。
私は膠原病ではありませんが・・・。
結婚後発病、その後の妊娠出産、そして子育ては闘病と仕事で大変な苦労を重ねたようです。
何より、障害のある子供が生まれる確率が高いということで悩み、それでも知人のアドバイスで決断した時を自分のターニングポイントだったと語っています。
とにかく前へ進んでみようと・・・。
生まれた子供さんに障害は無かったそうです。
その子供さんに“お母さんは昔有名な女優だったんだよ”ということだけは言いたくなかった・・・
だったら自分に何があるのか、そう考えた時から、こちらも驚くほどの快進撃?が始まったようですね。
まず着付けの勉強から始まって、三味線、タップ、フランス語で歌うシャンソン・・・(その他にも、もっとあったはずで覚えきれませんでした)
まったくの素人から始めた絵で、銀座で14回もの個展を開き、そして俳句まで・・・。
まるでつながりが無いように見えて、ひとつひとつ前へ進むために繋がっていました。
その前向きでパワフルな行動、それを語る元気な声に驚かされっ放しの時間でした。
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最後に、俳句を紹介していました。
ラジオなので聴き間違い、字の違いがあるかもしれませんが・・・。
“無言なる 身のかんぬきや 落とし水”
意味も紹介していたのですが、句を覚えるだけで精一杯でした。
何かの機会に知ることが出来たらいいな、と思っています。
それにしても、俳号が“山頭女”と聞いて驚きましたけど・・・。
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