「相棒season11」第4話“バーター”
「相棒season11」第4話“バーター”
テレビ朝日 10月31日放送
やっと「相棒」を観ている感覚がしました。
やはり櫻井武晴さんの脚本はいいですね。
これなら再放送するたびに必ず観てしまいそうです。
新相棒の甲斐(成宮寛貴)に慣れてきたのかもしれません。
こうしてみると、甲斐は右京(水谷豊)と別行動よりも、憎まれ口を叩きながらも一緒にいた方がいいですね。
右京の嫌味も自分の力にできるタイプで、頭の回転の良さも見られますし・・・。
何より周囲にバリアを作らないで、上手くやっていくタイプのようです。
若さゆえに怖いもの知らずとも言えますし・・・。
何より、二人の会話が多くて、右京が楽しそうですよね。
これまでとは別人のような気がしないでもないですが・・・。
会話がはずんで、事あるごとに、甲斐には“親しいCAがいる”ことを口にしていました。
それが、米沢(六角精児)や角田(山西惇)を巻き込んでの楽しいオチに繋がっていました。
二人の絶妙のコンビネーションで、テンポよく事件解決へ・・・
今の右京と甲斐の姿を見たら、神戸(及川光博)は嫉妬するんではないか、と思いましたね。
大河内(神保悟志)経由で伝わって、腰を抜かしますかね。
それにしても、やはり甲斐の加入で右京はかなり変わった気がします。
大河内を利用して、しつこく翻弄するシーンがあり、その自信満々な様子に怖さを感じたくらいです。
さくら心中DVD-BOX 第一部(6枚組)
今回は、甲斐の恋人でCAの悦子(真飛聖)も、自然に無理なく利用しましたね。
あるサイトでは“年上すぎる”とかで評判がいまひとつでしたが、これで評価は上がるかもしれません。
真飛聖メモリアルブック (宝塚ムック)
今回は事件の方に重点を置き、それに合わせて周囲を含めたキャラを上手く動かせたということが大きいような気がします。
捜査一課の3人まで、これまでになく自然にいながら出番が多かったですからね。
それに、官僚の天下りのバーターとか、デジカメにGPS機能がついているとか、知らないことばかりだったので、よけいに面白かったですね。
ゲストの石丸謙二郎さん、警察官僚が天下りした役でしたが、どちらかと言えばソフトなイメージ(「世界の車窓から」でしょう)がありましたから、その存在感に驚かされました。
右京が潮に言った言葉、“興味を持たなければならないことの捜査”が印象的で、ここに来て初めて特命係の仕事の意味を知ったような気がしたものです。
フェルメール -静寂のフェルメール- (世界・美の旅16) [DVD]
今回のメインは、なんと言っても、ラストに腹黒さを見せた警察庁次長・甲斐峯秋の石坂浩二さんでしょう。
これまでとはあまりの変わりように、ワクワクしてしまいました。
官房長(岸部一徳)亡き後、こういう人は必要でしょう。
秘書が、映画「劇場版Ⅱ」(2010年)で官房長の秘書だった丸山(平岳大)だったら、最強だと思うのですが・・・。
これに、別派として、長谷川(國村隼)&片山雛子(木村佳乃)、それに神戸がついてきたら・・・
右京のパワーアップと甲斐の成長は必然でしょうね。
俄然、楽しみになりました。
金田一耕助の事件匣 市川崑×石坂浩二 劇場版・金田一耕助シリーズ DVD-BOX
相棒オフィシャルガイドブックvol.3 (NIKKO MOOK)
HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
<これまでの感想>
<関連記事>
「相棒season11」今夜放送開始 2012.10.10.
相棒 season 10 DVD-BOXI (6枚組)
関連商品
相棒オフィシャルガイドブックvol.3 (NIKKO MOOK)
相棒 season 10 DVD-BOXII (6枚組)
相棒 Season8 DVD-BOX1
相棒 season9 DVD-BOX II(5枚組)
及川光博ワンマンショーツアー2012「銀河伝説」 [DVD]
by G-Tools
« 「平清盛」第42回“鹿ケ谷の陰謀” | トップページ | 「平清盛」第43回“忠と孝のはざまで” »
「ドラマ「相棒season11」」カテゴリの記事
- 「笑っていいとも!」に川原和久さん(2013.03.29)
- 「相棒シリーズ X DAY」初日に観てきました。(2013.03.23)
- 「相棒season11」第19話 最終回2時間スペシャル“酒壺の蛇”(2013.03.21)
- 「相棒season11」第18話“BIRTHDAY”(2013.03.14)
- 映画「相棒シリーズ X DAY」舞台挨拶の及川光博さん(2013.03.06)