「相棒season11」第7話“幽霊屋敷”: 疲れたら休め･･･

「相棒season11」第7話“幽霊屋敷”
テレビ朝日 11月28日放送

今回は櫻井武晴さんの脚本ということで、よけいに楽しみにしていました。
重たい話、それも傑作と言われている作品を多く書いている櫻井さんですが、サブタイトルではこれまでとは違う意外な話を想像させましたから･･･。

久しぶりに、幽霊好き（見たいのに見たことがない）の右京（水谷豊）がテンション高く一方的に動き回り、甲斐（成宮寛貴）を振り回している感じで微笑ましかったです。
今シーズンは、若者を見守り育てるという感じになっていますが、こちらの方が右京らしくって良いですね。
結局殺人事件もなく、小ネタもあって楽しかったですが･･･。

さすがに、右京が犬のように土を掘り起こす動作には引いてしまいました。
犬のロッキーを“田ッキー”と呼ぶ（season10・第12話“つきすぎている女”脚本・古沢良太）以来の衝撃でしたね。
あの時は、右京がストレスでスランプに陥っているという設定でしたが・・・。
櫻井さん、「ATARU（アタル）」（2012年・TBS）と同時期に書いていたのか、と思ったりしたものです。
幽霊屋敷での右京と甲斐、鑑識課では米沢（六角精児）を入れての動体監視カメラのギャグは好きでしたけど･･･。

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延々と真相がわからない状況が続いていたせいで、結構真剣に観入ってしまいました。
season2・第13話“神隠し”以来、10年ぶりに登場の一郎さん（松尾貴史）、変わらなさ過ぎでした。
結局、知らないままに子供たちの行動を促していただけの役目でしたね。
過去の映像に神父役の細川俊之さんがチラッと映りました。
細川さんは亡くなってしまいましたが、一言でも神父の話題が出ていたら嬉しかったのですが･･･。

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真相にたどり着く途中に明らかになった父と娘の確執のことで、右京が娘を諭すところは印象深かったです。
それまでの娘の表情が怪しすぎましたけどね。

それにしても、犯人がうっかり口を滑らしていて、右京がそれを見逃していたなかったというパターンがあり過ぎますね。
3年前の自殺者の理由とか、3日前に失踪した（偽装だったけど）男はその後どうしたのかは説明されていましたか？
自殺者の母親役で、それもこちら仙台在住という設定で、野口ふみえさんが出演していて懐かしかったです。

これまでのシーズンと違って、いつも右京が車の運転をしていることに違和感があります。
こちらがその説明を聞きのがしているだけなのでしょうか。

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