「メイドインジャパン」第1回
テレビ60周年記念ドラマ「メイドインジャパン」第1回(全3回)
NHK総合 1月26日放送
「メイドインジャパン」は、テレビ60周年記念ドラマとして、NHKはかなり力を入れてPRしていますね。
NHKらしく硬派で、「ハゲタカ」(2007年)以来、ワクワクするドラマかと期待していました。
唐沢寿明さんがNHKドラマの主演なんて、意外で新鮮ですね。
つい、「あさイチ」やら「鶴瓶の家族に乾杯」やら、観てしまったものです。
どちらでも、若々しくて爽やかな青年のようでしたが、ドラマになると一変するのは流石だと思いました。
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まず驚いたのはキャストの豪華さ、贅沢さですね。
中でも、「相棒」(テレビ朝日)のレギュラーだった人から準レギュラー、そして犯人だった人まで、大勢い過ぎて笑ってしまいました。
「相棒」が10年以上続いているので、珍しいことでもないのでしょうが・・・。
亡き官房長・岸部一徳さんと旧相棒神戸・及川光博さんが親子だったり、今は閑職の長谷川・國村隼さんが7人の侍?の一人になったり、私立探偵マーロウ八木・高橋克実さんが、中国に行って敵対関係になっていたり・・・。
取り上げたら、きりが無いですね。
それだけで、この記事が終わりそうです。
ほんの短いシーンでしたが、(岸部さん曰く)無能の社長らしい及川さんが、神戸とはまったく違っていることに、不思議に嬉しかったものです。
どうしても書いておきたいのは、穴掘り3人組の一人・金井勇太さん、とても気のいい役でしたが、今回はスクープをねらう記者で重要な役ですね。
役者って凄いんだなあ、と今更ながら感心させられています。
「相棒」話はこのくらいで・・・
正直、唐沢さん以上に注目しているのが吉岡秀隆さんです。
勝手に名づけますが、7人の侍の一人ですね。
スーツ姿で、サラリーマン役など珍しい気がします。
吉岡さんの出演作品は出来るだけ観るようにしていますが、いつも丁寧な仕事をしているなあという印象があって、目が離せないでいます。
第1回は本当に始まりの回という感じでした。
あくまで内密で始まった再建のための作業ですから、大きな動きを感じさせたのは中国での迫田(高橋克実)との再会シーンからで、そこで終わってしまいました。
何だか75分が長かったですね。
それぞれの家庭まで描いているから、よけいにそう感じたのかもしれません。
正直、家庭部分などをほとんど排除して、仕事部分だけ、それぞれの理想に向かう(あるいは挫折から立ち上がる)男たちを描いた「ハゲタカ」には半端ないほどの緊張感、スピード感があったなあ、と思っています。
今回のドラマは、これからなんでしょうね。
あと2回で描き切れるか、ちょっと心配ですが、期待しています。
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