「相棒season11」第16話“シンデレラの靴”
「相棒season11」第16話“シンデレラの靴”
テレビ朝日 2月20日放送
中山忍さんが元マラソンランナー役とは、随分大胆で驚きの配役でしたね。
どこか儚げなイメージで、何より筋肉質じゃないですから・・・。
銀メダル獲得のシーンが音声と新聞記事だったのは臨場感があり、良かったんではないでしょうか。
何気なく萩尾みどりさんが出ていて、中山さんと二人となると、2時間サスペンスものの印象になってしまいました。
それにしても、このところの3回は連続して女性が犯人という展開です。
脚本家が複数だと、こういうことになるのもしかたがないのかもしれませんね。
甲斐(成宮寛貴)がスポーツクラブから氷川神社まで走るシーンは、若い相棒を象徴する良いシーンじゃなかったでしょうか。
これまでの相棒にないものを、ここに来て初めて観た気がしました。
ただ、あのシーンで、「古畑任三郎」(フジテレビ)の桃井かおりさんがゲストの回で、今泉(西村雅彦)が走らされたシーンを連想した人は多いでしょうね。
ついでに、「太陽にほえろ!」(日本テレビ)も・・・。
警部補 古畑任三郎 1st season 4
*第11話“さよなら、DJ”収録
甲斐が氷川神社で参拝するシーンで、二拍手の前に一礼だけだったのは気になりました。
二礼二拍手一礼が正しいようです。
右京(水谷豊)のように、細かいことが気になってしまうので・・・。
ラストで、ドーピングの証拠の血液が出てくるという、突然の展開には驚きました。
どんでん返しとも違う、バタバタと畳み掛けられた感じがして、あっけにとられましたね。
ここまで来ると、右京と甲斐の顔が近づき過ぎていることの違和感は、もうそういう演出意図(どういう?)があるのだと思うしかないでしょうね。
そこばかり気にしていると、本筋の方に入れませんから・・・。
事も無げに現場に現れて、事も無げに振舞う特命の二人も、今はそういう設定なのでしょう。
長いシリーズで、事件と絡ませるパターンに苦心して、もう出尽くしたでしょうから、そうなるとだいぶ書く方も楽でしょうし・・・。
それにしても、特命プラス捜査一課合計5人に囲まれたら、犯人じゃなくても怖いでしょうね。
今回、ビクともしなかった中山さんに拍手したいくらいでした。
正直言って、ドラマが始まってすぐに居眠りをして、目を覚ましたのは右京が事件の解明を始めるシーンでした。
そこからだと、完全に2時間サスペンスもののクライマックスシーンを観ている感じがしましたね。
自分の中で、このドラマと他のドラマとの区別をしていたのはどこにあるのだろう、と考えてしまったものです。
少し寝ぼけていましたが・・・。
もちろん、この感想は録画したものを観直して書いています。
来週は、いよいよ映画「相棒シリーズ X DAY」の二人、川原和久さんと田中圭さんの登場ですね。
田中さん、「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ)で形勢が危なくなってのこちらへの転向ですか?
と、ちょっとニヤニヤしています。
楽しみです。
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「相棒season11」今夜放送開始 2012.10.10.
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