「八重の桜」第13回“鉄砲と花嫁”
大河ドラマ「八重の桜」第13回“鉄砲と花嫁”
NHK総合 3月31日放送
京都から敗退した長州藩はイギリスなどの外国勢力にも敗けたんですね。
その長州を征伐する計画も、薩摩の西郷吉之助(吉川晃司)の意見で“戦わずして勝つ”決着がつきます。
その意見は勝海舟(生瀬勝久)に相談して得たものでしたが・・・。
二人の会見シーンは印象的でした。
吉川さんの重厚さと、西郷を恐ろしい人物と感じ、言い過ぎたかとちょっと後悔する生瀬さんのコミカルさに笑えましたが・・・。
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第一線から外されて?会津に帰国した秋月(北村有起哉)が、目立たないけれども良い役目を果たしたという印象の回でした。
八重(綾瀬はるか)と尚之助(長谷川博己)の縁談話で・・・
遠く離れた覚馬(西島秀俊)の、仕官の方法のひとつとしての縁談のすすめから、尚之助の力を試せるなら自由に生きるように、と変わる細やかな思いまで代弁していましたから・・・。
結果、仲人を務めることになりましたね。
今回は、吉川さんと生瀬さん、そして北村さんに注目してしまいました。
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八重と尚之助は、お互いを想う気持ちがすれ違っていただけで、新しい鉄砲が出来たことで結ばれることに・・・。
お互いに意識してからそう時間はかかっていないのですが、観ている方にとっては時間がかかり過ぎた気がしますね。
後々の新島襄(オダギリジョー)のことがあるからでしょうが、何だか気が遠くなりそうなドラマのように感じたりしました。
1年は長いですね。
観続けられるか、ちょっと心配になってきました。
今回は動きが少なく、静かな展開だったからかもしれません。
妻(市川実日子)に優しい梶原(池内博之)とか、八重の結婚に密かにショックを受けている大蔵(玉山鉄二)とか・・・。
それにしても、覚馬が失明?しそうですが・・・。
松平容保(綾野剛)も一橋慶喜(小泉孝太郎)も共に、幕府から微妙な立場に追い込まれている状況となってきて・・・
田中土佐役の佐藤B作さん、予告編通り“われらはいったい何と戦っているんであろうの”のセリフがありましたね。
深刻な場面なのに、やはり「相棒シリーズ X DAY」の宣伝コピーを思いだして、笑ってしまいました。
それにしても、綾瀬さんの花嫁姿は綺麗ですね。
予告編で小堺一機さんらしき人がいると思い、調べてみたら岩倉具視役で出演するようです。
この頃のNHKは、先日の「生さだスペシャル」の5時間生放送などを観ても、“何でもアリ”な気がします。楽しいですけど・・・。
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NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック 「八重の桜」1 [坂本龍一・中島ノブユキ]
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