「八重の桜」第15回“薩長の密約”
大河ドラマ「八重の桜」第15回“薩長の密約”
NHK総合 4月14日放送
お正月の八重(綾瀬はるか)の晴れ着姿が素敵でした。
鉄砲を扱う時とはまったく違って、初々しくて新婚らしくしっとりしていましたね。
主役なのに、見所がそこあたりしかないのが苦しいところですが・・・。
最初に新島襄(オダギリジョー)が登場してきて、一気に物語は進むのかと思ったものです。
実際は、長州征伐をするかどうかで、延々と引っ張っている感じでしたね。
会津藩・容保(綾野剛)と家臣たちの苦悩も、佐川官兵衛(中村獅童)と新選組の斎藤(降谷建志)の気迫の稽古シーンも、もう絵としか見えなくなってしまっていることに、自分でちょっと驚いています。
もう、内容よりも俳優さんたち一人一人の演技をじっくり観させてもらっているという感覚に陥っています。
薩摩藩の西郷吉之助(吉川晃司)大久保一蔵(徳重聡)と、長州藩の桂小五郎(及川光博)とが密約に至るまでのシーンから、覚馬(西島秀俊)の妻・うら(長谷川京子)と姑(風吹ジュン)の何気ない会話シーンまで・・・。
それぞれの演技に観入っていました。
ファンタスティック城の怪人 [及川光博&THE FANTASTIX]
今回の儲け役は、一橋慶喜を演じている小泉孝太郎さんですね。
慶喜がこんなにコロコロと姿勢を変え、腹芸を見せる人だとは思いませんでした。
大政奉還を行った人で、維新後も長生きしたこと程度は知っていましたが・・・。
松平春獄(村上弘明)と腹の探り合いをするシーンがありましたが、小泉さんがこんな役を、こんな演技が出来るんだと驚いたものです。
いつも好青年役でしたからね。
正直、このシーンでの、徳川宗家は継ぐけれども将軍職は拒否するという意味がよくわかりませんでしたけど・・・。
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NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック 「八重の桜」1 [坂本龍一・中島ノブユキ]
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