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「あまちゃん」“それを作れば・・・”からクドカンさんまで

連続テレビ小説 あまちゃん Part2    

 

朝ドラ「あまちゃん」を相変わらず楽しんで観ています。    
残り少ないと思うから、よけいにですね。    
   
毎回、印象的なシーンやセリフがあるんですが、今日は“それを作れば、ヤツがやってくる”・・・。    
鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が、被災したあまカフェでのチャリティーライブを希望している話に、副駅長・吉田(荒川良々)がつぶやき、妻・しおり(安藤玉恵)が受けていました。    
映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年)は好きな作品でしたから、こちらもすぐに反応しました。    
相変わらず、クドカン(宮藤官九郎)さんの“わかる人だけわかればいい”というスタンスでの、セリフのひとつでしょうね。    
   
映画「フィールド・オブ・ドリームス」の感想などを書いていますので、    
よろしかったらどうぞ。 ⇒ フィールド・オブ・ドリームス  2008.5.31. 

 

フィールド・オブ・ドリームス [ケヴィン・コスナー]   
 

 

   
   
現在、クドカンさんの「いまなんつった?」(文春文庫)を読んでいます。    
ひとつひとつのエピソードや文章が面白くて、ゆっくり時間をかけて楽しんでいます。    
これを読むと、本当にたくさんの作品を観ていることがよくわかりますね。    
本の中で紹介された黒澤明監督の「どですかでん」(1970年・山本周五郎原作「季節のない街」)やティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」(2003年)を観たくなりました。    
どちらも、父と息子の物語のようです。 

 

いまなんつった? [宮藤官九郎]    
     

どうして人はキスをしたくなるんだろう? [宮藤官九郎]   
   

 

 

想像通り、薬師丸ひろ子さんの「Wの悲劇」(1984年)も観ていたようです。    
大女優役の三田佳子さんのセリフ“女優!女優!女優!”を紹介していますから、今回の鈴鹿ひろ美に投影しているのがよくわかりますね。   

   
   
Wの悲劇 デジタル・リマスター版 [薬師丸ひろ子]   
    

   
   
クドカンさん、20歳の頃、会話について行けず、“つーか知らねーし”みたいな態度をとっていて、先輩から“知らないっていうのはなあ、恥ずかしい事なんだぞ”と言われたそうです。 
結果的にその言葉に救われたと言い、とにかく無性に悔しくて、映画や演劇、音楽はもちろん、本や新聞まで読んで知識を増やした、とのこと・・・。    
いつしか自分にとって知らないということは“恥ずかしい”ではなく、“悔しい”ことに変わっていた、と書いているのが印象に残りました。    
他の文章が、面白おかしく書いてあるので、よけいに目立ったかもしれません。    
何より、今こうしてみんなを楽しませてくれているのは、そんな積み重ねがあってのことで、あまり表に出ない部分を見ることができて良かったですね。    
一見して軽くヘラヘラした(失礼!同郷の誇りです)ように見える文章を読む機会が多かったので、真面目な文章に当たると驚かされます。    
   
鈴鹿ひろ美のライブがどうなるのか、ドラマを観ている側もドキドキものですよね。    
歌唱指導の春子(小泉今日子)の迫力におびえて、“褒められて伸びてきたんです”のセリフには笑いながら、デビューの頃の初々しい薬師丸さんが重なって見えたりしたものです。
指導を受けている薬師丸さんの歌声が無音になっているのが凄いです。
いったい結果はどうなっているのか・・・。   
この辺に感動を持ってくるのも、クドカンさんの上手いところでしょうね。    
ドラマ的に、ある程度回復?した状況にするのか、それともドラマを完全に無視して、薬師丸さんの天使の歌声で聴かせるのか。    
両方に興味がありますが、最後の最後ですから、薬師丸さんの歌で聴けたらと思ったりしています。    
あんなに綺麗な声で上手く歌えるのに、よくオンチの役を引き受けたものだと言われ続けた薬師丸さんですから・・・。    
 

   
歌物語 [薬師丸ひろ子]    
      

 

あまちゃん 歌のアルバム    
*「地元に帰ろう」収録   

NHKウィークリーステラ増刊 あまちゃんメモリアルブック 2013年 10/30号    
    *2014年カレンダー
 
NHK連続テレビ小説あまちゃん 能年玲奈 featuring天野アキ完全保存版    
     

 

 

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    NHK連続テレビ小説「あまちゃん」公式サイト 

 

 

    
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