「八重の桜」第42回“襄と行く会津”
大河ドラマ「八重の桜」第42回“襄と行く会津”
NHK総合 10月20日放送
最初から驚いてしまいました。
板垣退助(加藤雅也)が暴漢に襲われるシーン、有名な“板垣死すとも自由は死せず”らしいセリフがあったので、そのまま亡くなったと思ってしまいました。
暗殺未遂事件だったんですね。
長い間思い込み違いをしていた自分に、一番驚いています。
襄(オダギリジョー)と八重(綾瀬はるか)は、みね(三根梓)と伊勢(黄川田将也)とともに会津へ伝道旅行へ・・・。
途中安中で、かつての生徒であり同志の人たちと旧交を温めます。
伊勢が状況を聞かれて順調に信者が増えていると言っていますが、そんなに簡単な気がしなかったですね。
和気あいあいとした空気の中で、ひとり徳富(中村蒼)が、キリスト教を信じきれないと言い、自由に記事を書きたいので自分で新聞社を作ると語ったことが印象的でした。
会津での八重の回想シーン・・・
吉田松陰の小栗旬さん始め、次から次へとすでに亡くなった人たちが登場して、懐かしくはありましたけど切なかったですね。
どうしたってどんどん悲劇へ向かっていくところなわけで、観ている方には長く感じて仕方なかったです。
東京や京都は急激に新しく変貌していっているのに、会津は戦後立ち直れていない様子で、ついこちら東北のことを重ねてしまいました。
みねとうら(長谷川京子)の再会シーンは良かったです。
うらが毅然とした態度を見せながら、娘が幸せであることを確認でき、みねも改めて母親の想いを知って、再び別れ別れになるわけですが・・・。
切ないけれど、双方が前に向けていけるということですよね。
同行しないで、ひたすらそれを願っているような覚馬(西島秀俊)の表情が印象的でした。
それを陰から見守る時栄(谷村美月)の表情も、ですが・・・。
最後に、山川捨松(水原希子)が登場して、出迎えた家族を英語で煙に巻いていますが、来週が活躍の場のようです。
兄・健次郎役の勝地涼さんも登場しましたが、つい笑いたくなる(失礼)のは、「あまちゃん」の“前髪クネ男”のインパクトがあり過ぎたせいですね。
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