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「相棒season12」第3話“原因菌”

「相棒season12」第3話“原因菌”    
                                                    テレビ朝日 10月30日放送   

 

   
相棒 season 11 DVD-BOX 1 (6枚組)   
相棒 season 11 DVD-BOX 2 (6枚組)   

 

オープニング、あちこちで人が倒れていくシーンに、“レベル4”(season7・第8話&第9話)のような壮大な事件に発展するものと思ってしまいました。   
話が展開するうちにどんどん小さくなっていって(不謹慎ですが)、何となくはぐらかされた感じがしたものです。    
ちなみに、“レベル4”は、最初の相棒・亀山薫(寺脇康文)との最後の事件でしたね。    
   
   *“レベル4”収録   
相棒 season 7 DVD-BOX 1   

 

   
「ミヤ食品加工」の社長役で赤塚真人さんが登場した時点で、何となく犯人が想像できてしまいました。    
レストランと食品卸売商社と食品加工会社に、保健所と生活環境課と捜査一課とがちょっとした対立(なぜか、そこだけが印象的)を繰り返しながら入り乱れていて、ちょっとややこしかったですが・・・。    
食中毒から甲斐(成宮寛貴)、殺人事件から右京(水谷豊)が関わっていき、例によって二人による解決となります。    
   
それにしても、右京が捜査に首を突っ込むシーンは、あれでいいのでしょうか?    
捜査一課はもちろん、参事官(中園照生)の声も無視し、無表情で強引に関わっていく右京・・・。    
長いシリーズで、もう事件に関わる方法が無く、苦肉の策かもしれませんが、それにしても嫌な気がしますね。    
オープニング映像の水谷さんの表情も変な気がするのは私だけでしょうか。

 

クロユリ団地 スタンダード・エディション    
   
 

 

 

成宮さんの相棒に見慣れてきたのは、ある意味寂しい気がします。   
このドラマは、事件とは別に相棒との間にある空気感が魅力でもあったわけで、それがまったく感じられなくなっていますから・・・。    
事件にしても、問題を残したままに終わったり、後味の悪さに引きずられたり、そんなある種の余韻がありましたよね。    
   
昼の再放送で“最後のアトリエ”(season9・第3話・ゲスト:米倉斉加年)を観ました。    
水谷さんが、犯人である米倉さんに静かに語りかける長いシーン・・・    
二人の俳優の静かで熱のあるセリフのやりとり、そして、そばで何も言わずに立ち尽くしている神戸こと及川光博さん。    
それぞれに印象深く、何度観たかわからないのに感動します。    
及川さんは役が役だけに、決して前に出ることは無く、長ゼリフの水谷さんのそばに立っているだけという難しいシーンが数多くありました。    
どう考えても間が持たない、そんなシーンでも、ちゃんと自然な演技をしている、そのことにやはり感動しますね。
 

 
*“最後のアトリエ”収録   
相棒 season 9 DVD-BOX 1   

 

どうしても以前の作品の話になってしまいます。   
今回のドラマの脚本は櫻井武晴さんだったんですね。    
どうしても、もっと重たい話を書く人だと思っていて、意外でした。    
   
来週の予告で、右京のダンス・シーンがありましたが、どこへ行くんだろうと、思ってしまったものです。    
昨日は、裏の日本シリーズが気になって、正直なところ、集中できませんでした。 

 

   
相棒(season10 上) [輿水泰弘]   
相棒(season10 中) [碇卯人]

 

<これまでの感想> 

第1話 第2話 

                      「相棒season12」公式サイト

 

 

   
相棒シリーズ X DAY 

    
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