「八重の桜」第44回“襄の遺言”
大河ドラマ「八重の桜」第44回“襄の遺言”
NHK総合 11月3日放送
先週の予告でのこのサブタイトルに驚いて、つい調べたものです。
そこで、新島襄(オダギリジョー)は亡くなっていないことを知っていましたら、安心して?観ていられましたね。
オープニングの映像が、いろいろ趣向をこらして頻繁に変わっています。
低い視聴率を気にしての苦心なのかな、とつい余計なことを考えたりしていますが・・・。
今回は、絵ろうそくの美しさと、それを作る作業も映っていて、観入ってしまいました。
絵ろうそくは会津の伝統工芸品なんですね。
初めて知りました、というか、歴史も含めて初めてのことばかりです。
隣の県なのに・・・。
会津絵ろうそく 梅 10号(約17cm)2本箱入【会津鶴千代】
今回は、同志社は徴兵免除にならない私学のために、退学者が続出するという窮地に陥るという状況・・・。
嘆願に行った襄に冷たい伊藤博文(加藤虎ノ介)が、個人的にはツボでした。
襄は大学設立の資金集めにヨーロッパへ行き、そこで心臓病になり、遺書が無事を知らせる手紙より遅れて届いたおかげで、ホッとさせました。
出発の前の、八重(綾瀬はるか)との手紙についてのやりとりは良かったですね。
ひとことだけで良いと気遣い、慌ててせめて二言三言だけでもと甘え、お互いを思う気持ちが伝わってきて、ほのぼのとしたひと時でした。
唐突なように、松平容保(綾野剛)と照姫(稲森いずみ)のシーンがあって驚きました。
このときは、二人とも健在だったんですね。
それにしても、過去があまりにも重たくて、明治17年になっても、戦後からまるで時間が止まったような二人で、切ないものがありました。
綾野剛 RUN GO RUN ~裸にしたい男 プレミアム・エディション~
襄の留守を預かり、生徒の謹慎処分で外国人教師と激しく対立する八重ですが、母・佐久(風吹ジュン)が舎監を辞めることでいったんは治まったようですが・・・。
こんな状況が繰り返されるのかと思うと、観ている側は辛いですね、正直なところ・・・。
書生の青木栄二郎(永瀬匡)と時栄(谷村美月)のことは、おおごとになり、来週に続くようですが・・・。
なんだか、覚馬(西島秀俊)の前妻・うら(長谷川京子)の立場はどうしてくれるという気分になりました。
でも、谷村さん、自然な色っぽさを感じさせて、大人っぽくなりましたね。
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