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「スタジオパークからこんにちは」尾美としのりさん再び

昨日の「スタジオパークからこんにちは」(NHK)のゲストは、尾美としのりさんでした。   
このところ、このブログで一番読まれている記事が、尾美さんがスタパに出演した時のものです。    
3年も前の記事なので、不思議でしかたがありません。    
「あまちゃん」効果でしょうか。    
   
「スタジオパークからこんにちは」尾美としのりさん  2010.10.5.    
   
   
相変わらず淡々としているのが、何とも好ましかったのですが・・・。    
35年俳優業を続けてきた秘訣などを聞かれても、“台本通り、監督や演出家の言うとおり” “お任せして、自分はやるだけ”が頻繁に出てくるインタビューでしたね。    
俳優という仕事が“恥ずかしい”と語りますが、人前で普通じゃないことをするわけで、考えてみれば素人の感覚と一緒ですよね。    
ただ、それで35年続けられるのかという疑問は残りますが・・・。    
食い下がる司会者に、子供の頃(12歳でデビュー)は、大人の言うことを聞かなければと思い、その後は結婚したことが大きいかもしれない、と答えています。    
司会者は「あまちゃん」の宮藤官九郎さんとの話題を広げたかったようですが、“台本通り・・・”など同じような答えにちょっと笑ってしまいました。    
   
年中、辞めたいと思っている、とも語っています。    
現場で傷つくことに耐えられない、例えばスタッフにため息などをつかれただけで傷つく、と・・・。    
今でも、初日前日は上手くセリフが言えるかなどと考えて眠れないことがある、とのことでした。    
飄々とした表情で真面目に、時には笑顔で、自然体な様子で対応しているのですが、その繊細さにちょっと驚かされましたね。    
今回は白髪が目立っていて、よけいにかもしれません。    

 

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多くの監督や演出家たちにオファーを受け、さまざまな作品に出演し続けていることに対しては、ひたすら“勘違いをされている”と答えるばかりでした。   
自分にとっては有り難い勘違いだけど、と・・・。    
どこまでも謙虚で淡々としていて、だから奥が知れないというか、逆に演技なのかなとつい疑ってしまいそうなこちらが嫌でしたね。    
   
デビュー作「火の鳥」(1978年・東宝)でお世話になった若山富三郎さんを恩師と語っていました。    
若山さんとは、撮影終了後も電話でクシャミの演技を教えてもらったりしたエピソードを紹介しています。    
電話越しに真面目に演技指導する若山さん、子供なりに真面目に取り組んでいた尾美さん、想像すると微笑ましくなりました。    
   
司会者が“若山さん”と言ったところ、“若山先生”と訂正したのには、ちょっと笑ってしまいました。    
以前、仲村トオルさんが若山さんと初共演したときのエピソードを思い出したからです。    
若山さんを何と呼ぼうかと悩んだ仲村さん、柴田恭兵さんに相談したところ、尊敬をこめて“若山さん”で良いのではないかと・・・。    
でも、撮影に入ったところ、若山さんが自分自身を“先生”と呼んでいたので、その呼び名になったという話です。    
   
映画「火の鳥」の映像が一部紹介されました。    
当時、わけもわからずオーデションを受けに行かされたらわけもわからず受かってしまった、あまりに子役が見つからず監督が疲れたせいではないか、と相変わらず緩くエピソードを紹介してくれました。    
監督は市川崑さん、相当厳しかったようです。    
“まばたきをするな”(大きなスクリーンで観る客が驚く。なるほど)とか、大きなライトで後頭部の髪が焼けたりもしたそうです。    
コシノジュンコさんが担当した衣装で、その染料のにおいで倒れたりもした、とか。    
余談ですが、脚本は詩人の谷川俊太郎さんが担当していたんですね、初めて知りました。
正直、当時映画を観たような観なかったような、記憶があいまいですね。      

 

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今晩9時からの土曜ドラマ「太陽の罠」(全4回)の紹介をしています。   
太陽光発電の技術をめぐるドラマで、上司(伊武雅刀)から相当いじめられる中間管理職の役なんですね。    
何度も“辛かった”を繰り返していましたが、相当ハードな役、ハードな内容のようです。    
絶対観ますけど・・・。    
伊武さんがVTRで出演していました。    
この俳優さんもヌメ~としていて(褒めています)、ハリがある声だけに、わかりにくい俳優さんですよね。 

                NHK土曜ドラマ「太陽の罠」公式サイト

 

最後に、近所の区民プールで泳いでいて、呼吸を感じるのが素敵だ、と・・・。   
“2時間で400円、延長100円”と自然に出るのが、何とも良い感じでしたね。    
普通の人が、普通に俳優という仕事をしている(もちろん白鳥の水面下の足と一緒でしょうが)、改めてそう思わせられた時間でした。    
   
尾美さんがゲスト出演した、ドラマ「相棒」“暴発”(season9・第6話)は、ファンの間では傑作と評判でした。    
優れた脚本に演出、それに俳優が揃えば、こんな作品が出来るのだと思わせられたものです。    
イメージとまったく違う尾美さんでしたが、「太陽の罠」はそれに近いのかな、と想像しています。    
今晩が楽しみです。 

   
相棒 season 9 DVD-BOX 1  *“暴発” 収録 

    
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あまちゃん 完全版 DVD-BOX 2    
あまちゃん 完全版 DVD-BOX 3<完>

 

 

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