「八重の桜」第48回“グッバイ、また会わん”
大河ドラマ「八重の桜」第48回“グッバイ、また会わん”
NHK総合 12月1日放送
新島襄(オダギリジョー)が亡くなるまでのシーン・・・
ドラマには重要で不可欠なものとわかっていても、延々と観続けるのは辛いものがありました。
感動しましたけど・・・。
結局、同志社が大学になるのを見届けないままに亡くなったということですよね。
八重(綾瀬はるか)が最期を看取ることが出来たこと、そんな時間を持てたことにはホッとさせられましたが・・・。
二人が想いを語り合うシーンの中でも、最後の最後まで八重を気遣う襄の姿が胸を打ちました。
個人的には、八重の“戦の傷も犯した罪も一緒に背負ってくれた”という言葉が印象的でしたね。
ストンと胸に落ちた感覚がありました。
かつて会津を守るために銃をとって戦った八重と、近代的な感覚を持って生きる今の八重とが、何となく結びつかない(あくまで個人的な)思いのまま観続けてきた気がしますから・・・。
本当に久しぶりに、元会津藩士・秋月(北村有起哉)が登場しました。
襄の同志社大学設立の旨意を読んで、熊本で教鞭をとると言っていましたが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と同僚だったんですね。
意外な名前が出て、それもその人から“神のような人”と言われたなんて、凄い人だったのだと、つい感動したのは私だけでしょうか。
水野テイ(MEGUMI)も久しぶりの登場で、これまでのいきさつをすっかり忘れていて、山川家のシーンには戸惑いました。
梶原平馬(池内博之)と二葉(市川実日子)は離婚していたんですね。
こうしてみんなが少しずつ歩み寄って、関係が改善されて、このドラマも終わりが近いことを思わせられましたが・・・。
MEGUMI Present time垂れない落ちない女子の生き方 [Megumi]
襄が亡くなって、放心状態の八重に、覚馬(西島秀俊)が日本赤十字社の篤志看護婦の仕事を勧めるわけですが・・・
八重という人は、立ち止まらない、前へ進める人なのだとつくづく思いますね。
“襄の残したものを守っていく”という強い姿勢を見せて、立ち直ってきたのにはやはりホッとさせられました。
それにしても、新島襄は、生前から多くの人に慕われも尊敬もされ、評価もされていたことを思い知らされた回でもありました。
今回のオープニング映像も少し変わっていました。
オープニング映像は、これまでの大河ドラマと違って、アトランダムに変えていますよね。
視聴率が低いと言われて、それぞれに携わっている人たちは苦心しているのだろうなあ、とつい勝手に想像しています。
個人的には楽しんでいますが・・・。
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