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特集ドラマ「かつお」

J-STANDARD 70’S   

 

昨夜放送された特集ドラマ「かつお」は、NHK仙台放送局が制作して、全国放送されるということで特に注目していました。   
ここまで、ローカル放送では頻繁に撮影風景や出演者のインタビューなど紹介されていましたから・・・。    
東日本大震災の被災地を舞台にしたドラマとしては、同じNHKの「ラジオ」以来ですね。    
   
                  特集ドラマ「ラジオ」  2013.4.4.   

   
想像したよりも明るい雰囲気なのは(「ラジオ」と比べても)時間の経過があるからでしょうか。    
大友康平さんが演じる“かつお”こと山村武雄の息子・裕樹(嶺岸祐樹)がナレーションを担当したことも大きいのかもしれません。    
観終わってみると、息子が主役だったような気がしないでもないです。    
その分爽やかさが増していたような気もしますし・・・。    
   
あれから2年も過ぎて、仮設住宅では誰よりも元気で笑顔の人が、実は家族や家などを失っていたり・・・    
そんなことがさり気なく描写されていたりして、東北人の心情を抑えて暮らす様子が伝わってきて胸が痛みました。    
   
山村の妻(鈴木京香)は行方不明のままで、今は息子と幼い娘と暮らしています。    
あの時妻に娘を迎えに行かせたことを後悔し続けている山村は、二人のために漁師を辞め、働きながら人に隠れては妻を探し続けていますが・・・。    
家事を手伝い、妹の面倒を見て、健気に振舞う裕樹でしたが、そんな家族の前に現れたのがボランティアの栞里(芦名星)でした。    
父親との仲を誤解をする裕樹ですが、彼女も家族を失った傷を抱えていると知って・・・。    
お互いが心に傷を負いながら、前を向いて歩いて行こうという展開でしたね。   

 

七瀬ふたたび [芦名星]    
       

 

個人的に一番印象的だったのが、梅沢富美男さんが演じた浜の長老・前島でした。   
前島は家族も家も無事だった、そのことに負い目を感じて、仲間の墓参りを欠かさない生活を送っています。    
笑顔さえ見せることもない、ひっそりとした生活・・・。    
生き残った仲間たちは、派手なお祭りをして、そこで前島の歌を聴きたいと望んでいて、彼を引っ張り出すという難役を裕樹に頼みます。    
結果的に、裕樹の熱意が通じるわけですが・・・。    
同じ被災地にいてもほとんど被害が無かった自分には、前島の思いが少しはわかる気がするのです。 

 

梅沢富美男 全曲集 2014 [梅沢富美男]    
     

 

   
大災害は、子供を大人にするのだなあ、とも思いましたね。    
裕樹もそうですが、家族も家もすべてを失ってしまい、叔父の家で世話になっている友人が出てきます。    
学校では明るく、中学卒業後は独り立ちをすると・・・。    
叔父たちが親切なだけに、これ以上は面倒をかけられないと、淡々と語る友人に胸が詰まりました。    
性急に大人になることを強いられていくことが、何とも切なかったものです。    
   
若者が自転車で疾走するシーンは、もはや定番でしょうか。    
このドラマでも裕樹の疾走シーンがありましたが、「ラジオ」でも某ちゃん(刈谷友衣子)がそうでした。    
そう言えば、「あまちゃん」のアキ(能年玲奈)も・・・。    
ドラマに躍動感が出て、好きですね。    
   
少しだけの出演だと思っていた鈴木京香さんのシーンが多かったですね。    
それも明るい回顧シーンばかりなので、ドラマが重たくならなくて救われた気がしました。
 

   
夜行観覧車 DVD-BOX [鈴木京香]    
       

 

裕樹役の嶺岸くん、頑張りましたね。   
オーディションで選ばれたわけですが、素人では無かったようです。    
大友さんや梅沢さんが、我慢強く彼を教え導いているというような映像が見られて、彼の将来にとって貴重な機会だったのだなあと思ったものです。

大阪出身のココリコ・遠藤章造さん(山村の仲間役)が、方言に苦労している映像なども観られて楽しかったですね。   
大友さんと酒を飲みながら、方言で事務の仕事を勧めるシーン・・・視線は相手を見ているのに、手は枝豆を取り合う細かな動作には笑ってしまいました。    
簡単に見えても、演技的にはかなり難しそうでしたから・・・。    
   
余談ですが・・・    
震災から2年9か月、近所の国道に沿った商店街の道路の補修がまだ終わっていません。 
終わった所も、残ったタイルと補充したアスファルトで、とにかく歩けるようになったという感じです。    
震災前とは違う光景に、あの時のことを忘れるなどということはありえないと思いながら、毎日踏みしめています。    
中心部(仙台市)に近い所でさえこのような状況ですから、大きな被害を受けた所の復旧・復興の遅れがどうしても気になりますね。    

 

         NHK仙台放送局 特集ドラマ「かつお」公式サイト
 

リターンマッチ -敗者復活戦ー [大友康平]   
 

 

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