布施明さんを聴く「ラジオ深夜便」
「ラジオ深夜便」1月13日・午前3時台〔にっぽんの歌こころの歌〕
歌謡スター・思い出のヒット:布施 明集
一晩中かけっ放しのラジオは、私にとっては耳鳴りをごまかすための睡眠導入剤代わりのようなものです。
おかげで、実際に聴くのはほとんどが朝方4時台の“明日へのことば”だけですが・・・。
今朝方(真夜中?)は珍しく3時台に目が覚めて、聴こえてきたのが布施明さんの歌声・・・。
再度眠ることなく、冴え冴えとした気分ですっかり聴き惚れてしまいました。
まあ、あれだけ歌い上げられると眠れませんけどね。
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今更ながら、やはり歌の上手さって必要だなあと感じたものですが・・・。
何より、歌詞が綺麗に聴こえるのは素晴らしいですね。
歳を経るにしたがって、とにかく言葉が聴き取りにくくなっていますから、こうきちんと届くと感動します。
それにしても、つい笑ってしまうのですが、「シクラメンのかほり」を聴くと必ず思い出すエピソードがあります。
昔「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ系)で、視聴者から寄せられたハガキで、音楽を使って一言みたいなコーナーがありました。
この曲のサビの部分“疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越していく”がしんみりと流れるところで、“お時ばあさんが若い二人を走って追い越していく”と読み上げる欽ちゃん・・・。
このばかばかしくも楽しいコントが、いまだに忘れられないのはどうしてなのでしょうね。
「君は薔薇より美しい」では、“オリビア・ハッセーさんが出演したCMの曲”とは紹介しても、布施さんとの結婚・離婚について触れないのはさすがにNHKだと感心したものです。
「カルチェラタンの雪」には時期的にしみじみとさせられましたが、個人的に一番好きな曲「落葉が雪に」(布施さんの作詞・作曲)を最後に聴くことが出来たのには感激しました。
確かレコードを持っているはずなので、引っ張り出して聴いてみたくなりました。
レコードだと、よけいにしみじみ出来そうです。
<流れた曲>
積木の部屋
霧の摩周湖
愛の園
冬の停車場
シクラメンのかほり
カルチェラタンの雪
恋のサバイバル
そっとおやすみ
君は薔薇より美しい
落葉が雪に
Way of the Maestro
布施明
SOMETHING JAZZY
something JAZZY II
布施 明スペシャル・ベスト‾1965-2009‾
Ballade
BalladeII
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