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「相棒」season7・第19話最終回スペシャル“特命”<再放送>

相棒オフィシャルガイドブックvol.3 (NIKKO MOOK)

昨日は「相棒」season7・第19話最終回スペシャル“特命”の再放送を楽しみました。   
神戸(及川光博)が初めて登場する回です。    
   
本放送当時、突然の相棒交代で、ファンの間では騒然としていましたね。    
そんな中で登場した及川さん、大変なプレッシャーだったと思います。    
個人的にはファンなので期待感は大きかったですが、それでも相棒役?という疑問は拭えませんでした。    
でも、ワクワク感の方が大きかったですが・・・。    
   
おどろおどろしい横溝正史風映像で始まりましたが、軽快なジプシー音楽に乗って現れた及川さんの神戸は格好良かったですね。    
前任の亀山(寺脇康文)とはまったく違うタイプの登場で、作り手の並々ならない意気込みを感じさせました。   

 

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右京(水谷豊)との、初対面から、いちいちピリピリした空気を感じさせる会話・・・。   
それでも、お互いに表向き冷静で、めげない大人の男の会話が何とも面白かったです。    
これから、少しずつ少しずつ距離が近づいていく、時にはそれぞれの矜持による対決があったりするけれども、と思うと何とも感慨深いです。    
   
これまでに何度も観ていて展開を知り過ぎているので、今回はその会話の一つ一つに笑うことが多かったですね。    
2時間、ふと気がつくと、頬を緩めっぱなしの自分に気がついたものです。    
昔、映画館で、どんな作品にも自分が笑顔でいることに気がついていたことを思い出しました。    
   
今回の話自体は暗くて重たくて、後味の悪さが残るんですが・・・。    
事件が解決して(表向き)、きいちゃんを置き去りにした姉のことを“罪には問われないだろうけど、後悔という罰が・・・”と語る右京・・・。    
そして、一人できいちゃんの足跡をたどる右京・・・。    
何も語らない、あの山中の風と空気、その映像に、これこそ「相棒」の世界だなあと、改めて思ったものです。    
最近は、こんなふうな空気というか間を感じさせる作品が少ないような気がしています。    
個人的な趣味の問題かもしれませんが・・・。    
   
見逃されていたかもしれない事件にも、冷酷とまで言えるほどに真実を追求する右京へ、“何だか不公平だなと思えて・・・”とつぶやく神戸・・・。    
そんな印象的なシーンもありましたね。    
   
当時、この回を熱く語っていました。    
よろしかったら、どうぞ。    
「相棒」season7・第19話最終回スペシャル“特命”  2009.3.19. 

                              

相棒 season7(下) (朝日文庫)

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輿水泰弘 ほか(脚本) 碇 卯人(ノベライズ) 
            
  相棒season8(上) (朝日文庫) 相棒season8(中) (朝日文庫) 相棒season8(下) (朝日文庫)
          
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