「相棒season9」最終話“亡霊”<再放送>
先ほどまで、「相棒season9」最終話“亡霊”を観ていました。
2時間という間、最初から最後までハラハラドキドキしながら「相棒」の重たい世界にどっぷり浸っていました。
その間思うことは、なぜ今の「相棒」を楽しめないのか、ということでしたね。
正確には、season11で相棒が変わってから、ですが・・・。
私の感性が鈍ってきて、もう過去の作品にしか、感情移入できなくなっているのかもしれません。
別に、常に重たい内容のものが好きなわけではありません。
大人の遊び心があるものなど、バラエティに富んでいて、楽しめるものがたくさんあったような気がするのです。
それにしても、衆議院議員・片山雛子役の木村佳乃さんも、元テロリスト幹部の古谷一行さんの娘・内山理名さんも綺麗ですね。
今シーズンには、佐藤藍子さんや雛形あきこさんがゲスト出演していますが、彼女たちと違って、「相棒」世界に合っていないと思えたのは私だけでしょうか。
何度か出演している映美くららさんなどは合っているような気がします。
あまり色がついていない、個性が出ない、逆に個性がハッキリした女優さんの方がいいと思えるのは、完全に個人的趣味でしょうね。
右京(水谷豊)曰く、不祥事が起きるたびに自分の糧にして大きくなっていく片山雛子が登場する回を観たいですね。
角田課長(山西惇)の“美人なのにねぇ、残念だねぇ”に笑わせてもらいました。
“亡霊”は、小野田官房長役の岸部一徳さんが最後に登場した回でした。
ラストの、拘留されている瀬戸内(津川雅彦)との面会で、青臭いセリフを吐く官房長・・。
そして、“らしくないでしょ”と言って去っていく姿に胸が熱くなりました。
どうして、俳優たちの演技も含めて、こんなに熱いシーンが観られなくなったんでしょうね。
実は、この“亡霊”の再放送を観るのは初めてでした。
他の回は数えられないほど頻繁に観ているんですが・・・。
本放送は、2011年3月9日、東日本大震災の2日前でした。
当然ながら、何も考えずに、気楽に観ていたものです。
感想を書いたのは、前日の10日・・・。
あの時のことを思えば、この回はとても冷静に観てはいられない気がしていました。
今回観て、あの日からもう3年近く、自分はこの間何をしてきたのだろう、という思いはどうしても消えませんでしたね。
本放送の時の感想です。
⇒「相棒 season9」最終話2時間スペシャル 「亡霊」 2011.3.10.
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