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ETV特集「記憶は愛である~森﨑東・忘却と闘う映画監督~」

 

ETV特集「記憶は愛である~森﨑東・忘却と闘う映画監督~」
                                           NHKEテレ  2013年12月21日放送

 

先月、森﨑東監督の作品「ペコロスの母に会いに行く」(2013年)が、キネマ旬報の第1位に選ばれたニュースを観ました。
ちなみに、第2位は私の好きな「舟を編む」でした。
そのこともあって、この番組を観たのはだいぶ前なのですが、ずっと気になっていたもので、こちらの記憶にある部分だけでも書いておこうかな、と・・・。

森﨑監督はずっと喜劇映画の監督と思っていました。
でも、番組では、原発作業員が登場する「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ宣言」(1985年)や、知的障害の少年が登場する「ニワトリはハダシだ」(2004年)など、まったくイメージの違う作品を紹介してくれました。
作業員が、酒場でビール瓶を吹いて、放射能による身体の状態を知るシーンなど、あくまでユーモアを含んだ映画作りとは言え、今を考えると何とも重たいですね。
その先見の明にも驚かされましたが・・・。

 

 

生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言 [倍賞美津子]

 

「ペコロスの母に会いに行く」が赤木春恵さん演じる認知症の母を描いた作品だとは知っていました。
番組タイトルをこの映画のことと思って観たのですが、監督自身が認知症になっていたことを指していたんですね。
正直驚かされました。
不謹慎にも、まず第一に、そのような状況で映画を作れるものかと思ってしまいました。

 


ペコロスの母に会いに行く [岡野雄一]

 

事情を知っていたのは、監督補・佐藤雅道さん、撮影監督・浜田毅さんなど限られた人たち・・・。
監督との長い付き合いがある彼らが中心になって支え、映画を完成できたようです。
ドキュメントとして、その様子が観られたことに静かな感動がありましたね。

監督自身も状況がわかっています。
少しずつ記憶を失いながらも映画を作っていくことについて、想いにふけりながら、時には迷いながら語っていました。

記憶の喪失に抗いながらも、当人にとって大事なもの・・・
“財産よりも何よりも、貸し借りはできませんしね”
何となくメモった言葉で、監督自身のものか、監督補・佐藤雅道さんのものか、確信はありませんが・・・。

“森﨑さんの映画って、すべて記憶の集積みたいな映画だと思うんですよ。
その一つ一つのエピソードとか、人物の裏付けというのは、全部本当でありたいというのがあるんですよ”
“庶民の記憶の積み重なって生まれる映画。観客も又、自らの記憶を呼び戻される”
撮影監督・浜田毅さんが静かに語った言葉です。
一緒に映画を作り続けてきた人の、監督への、監督の作品への想いが溢れていましたね。

 


森崎東党宣言! [藤井仁子]

 

番組の最後近くに紹介された内容も衝撃的なものでした。
監督の兄・森﨑湊さんは、戦時中海軍航空隊に属していて、戦後21歳で自決していました。
監督は、自決の原因を納得できないことが負い目としてあり、いまだに抜け落ちている状態と語っています。

「ペコロスの母に会いに行く」のラストシーンをどうするか、と検討されて、赤木さんが「早春賦」を歌い出し、歌の記憶を自分で思い出すシーンで終わりました。

番組のラストは、もう一本、兄のことを映画にしたいと望んでいる監督の短いフィルム(浜辺を歩く加瀬亮さん?)で終わりました。

“映画は記憶の芸術である”
“記憶は愛である”
“頭は一つずつ配給されている”
監督の言葉なのか、スタッフの言葉なのか、ナレーションの一部なのか、もうこちらの記憶も無くなっていますが、メモに残していたものです。

 


頭は一つずつ配給されている 改訂 [森崎東]

喜劇 男は愛嬌 [渥美清]

 

 

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