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山田太一スペシャル「時は立ちどまらない」

 

山田太一スペシャル「時は立ちどまらない」(テレビ朝日)を観ました。
東日本大震災を背景に描いているということで、どうしても「ラジオ」(NHK・2013年)などと比べて観てしまっていました。

観始めてしばらくは、“ドラマだなあ”という思いが強かったですね。
当然ドラマなのですが、「ラジオ」がドキュメンタリーのように感じられ、胸をつかれる感覚がずっと残っているだけに、どうしても比べてしまって違和感がありました。
震災後から時間を経て、少し明るく作られた「かつお」(NHK・2013年)でさえ、地元制作ということもあってか、しっくり感はあったのです。

出演者が豪華だったこともドラマ感があったのかもしれませんね。
華やかで演技巧者の俳優さんが揃っていましたが、方言には苦労したのではないかと思ったものです。
橋爪功さんなど、とても自然だったのではないでしょうか。
逆に言えば、上手く使えば使うほど、全国的には聴き取りにくかったのではないかと心配になりました。
正直私も難聴気味なので聴き取れなかった言葉もありましたし・・・。

 


山田太一

 

 

震災で亡くなることになる倍賞美津子さんと岸本加世子さんの印象が強すぎて、よけいにドラマ感(こだわり過ぎですか)がありましたね。
大勢の犠牲者が出て、中にはこのようなことがあっただろうなあ、と思いつつも、どこか引っ掛かりを感じながら観続けていたものです。
それが、ラスト近くに来て、吉行和子さんが橋爪さんをハグするシーンで泣かされましたね。
いっぺんに自分の周りの空気が変わったような気がしました。
ドラマだろうがドキュメンタリーだろうが、観る側が感動で解放される瞬間があればそれで良いのだと・・・。

こちら(仙台)では、今も震災に関するニュースが流れない日はありません。
毎週「被災地からの声」(NHK仙台)という番組では、今現在の被災者の思いを紹介してくれています。
先行きに不安を感じている人、立ち直ろうと必死に頑張っている人、支援に感謝を述べる人・・・。
様々な人たちが登場していますが、3年近くなると、訥々と語る中にも笑顔の人も増えてきています。
でも、その笑顔の裏にあるものが見えて、ふと抱きしめたいと思うことがあるのです。
それは、相手のためというよりも、何もできない、何もしていない私自身のためのような気がしていますが・・・。

ドラマのラスト、中井貴一さんが振り向いた海に一瞬津波を見たような表情をします。
残された人たちが明るく前へ向いて歩きだすことを想像させて、ドラマは大団円と思わせた後なので、それが重たく残りました。
このドラマが放送される数日前から予告スポットが頻繁に流されていました。
海辺の景色をバックに大きく“3.11.東日本大震災”の文字が現れるたびに、平穏な気持ちではいられませんでした。
まもなく3年、あの時多くを失った人たちが、今このドラマを観ることがあったのだろうか、観たとしたらどんな気持ちになっただろう、という思いがしてならないですが・・・。


         「時はたちどまらない」公式サイト

 

<関連記事>   
特集ドラマ「ラジオ」   2013.4.4.    
特集ドラマ「ラジオ」6/2再放送  2013.5.30. 
特集ドラマ「かつお」  2013.12.19.

 


ドラマ 2014年 03月号[雑誌]  *「ラジオ」シナリオ収録


月日の残像 [山田太一]

 

<鑑賞メモ>
作:山田太一
音楽:沢田完
監督:堀川とんこう
キャスト:中井貴一 樋口可南子 橋爪功 吉行和子 柳葉敏郎
            岸本加世子 倍賞美津子 黒木メイサ 渡辺大 神木隆之介

 

 

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