ソチオリンピック・フィギュアSP浅田真央選手
今朝方、浅田真央選手のフィギュア・ショートプログラムの成績は16位でした。
残念と言うか、本人のショックは計り知れないでしょうね。
言い訳をしたくはないでしょうが、最終滑走者だったり、直前がロシアのソトニコワ選手だったということも大きかったのでしょうね。
やはりオリンピックには、言い古されていますが、魔物がいるということでしょうか。
その魔物を羽生結弦選手は、“自分の心の中にある”と、かなり自分自身に厳しい言葉で語っていましたが・・・。
正直、女子の方にはあまり興味がありませんでした。
浅田選手をかつての“巨人、大鵬、卵焼き”(古いですか?)ふうに取り上げている空気が何とも苦手で・・・。
他の選手がその陰に隠れて、軽く扱われているような感じもしていましたし・・・。
もちろん、浅田選手には何の責任もありませんし、逆に、寄せられる期待の重さ、その物凄いプレッシャーに対して気の毒に思ったりしていました。
今回も、昨日の朝からテレビで期待をつのらせる報道が凄かったですね。
その隙間をぬうようにして、スノーボード女子パラレル大回転で竹内智香選手が銀メダルを獲ったニュースがあり、爽やかに感じたものです。
浅田選手も(他の選手も)、努力に努力を重ねてここまで来たことには間違いないですよね。
それに対して、ほんの一時、つい覆いかぶさるように期待してしまう(言い過ぎでしょうか)こちらは何なのかと思ってしまいました。
フリーは、本人が悔いのないように滑ってほしいと思うばかりです。
浅田選手が演技に入る瞬間にふうっと息を吐くのを観て、アッと思いましたね。
先日観た滋賀発地域ドラマ「石坂線物語」(NHK総合)で、まえだまえだの前田旺四郎くんが“ため息をつくと幸せが逃げるよ”と何度か口にしていました。
私もため息をつくことが多いもので、その後は思い出しては苦笑いをしていたのですが・・・。
そのことを思い出してしまいました。
ネガティブな嫌な予感がして観始めてしまって、その通りになったことが何とも悔しいですね。
“全部納得して生きているやつなんていないよ”
最近観た映画「鍵泥棒のメソッド」のセリフです。
何かのたびに思い出す言葉になっています。
こんな言葉が慰めになるとは思いませんが、フリーは何もかも忘れて、自分らしく自分のために滑ってほしいものです。
引退をする鈴木明子選手も、これから始まる村上佳菜子選手も・・・。
余談ですが・・・
テレビ放送の前に、ラジオでフィギュアの中継放送を聴きました。
もちろん初めての経験です。
アナウンサーは沈黙の時間があってはいけないし、何より充分な知識がないと出来ないですよね。
カーリングのアナウンサーと解説者と同じように、深い知識の上に優しく説明してくれるような雰囲気が好もしかったです。
何だか不思議な時間を過ごしたような気がしています。
それにしても、テレビのアナウンサーはどうして“転倒した!”と叫ぶんでしょうね。
観ていてわかるんですけど・・・。
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