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ドラマスペシャル「宮本武蔵」

 

ドラマスペシャル「宮本武蔵」
                                    テレビ朝日 3月15日、16日放送


宮本武蔵(一) (新潮文庫)


久しぶりに時代劇を観た感がありました。
と思った瞬間に、大河ドラマはずっと観ていることに気がつき笑ってしまいました。
私の中では、大河ドラマといわゆる時代劇とは違っていたようです。
人物とその時代を多少史実とは違っていてもじっくり見せてくれるのが大河ドラマで、チャンバラと予定調和的に進むストーリーというのが時代劇、という感じでしょうか。

前後編で5時間という半端ではない放送時間でしたが、テンポを感じて観続けることが出来ました。
ダイナミックな殺陣の連続と、その間に武蔵(木村拓哉)と結果的に彼の成長を助ける人たちと繰り広げられた静かな問答との緩急があってのことでした。
個人的には、戦さとか斬り合いシーンを観るのが苦手で、普段は目をそらすことが多いのですが、今回はそうもしていられないほど多かったですね。
そうすると、個人的には成立しないドラマになると頑張ったものの、さすがに一乗寺下がり松で武蔵が70人以上を斬り殺すシーンは正視できませんでした。

ドラマを観ていると、どうしてもその制作の裏側を想像してしまいます。
木村さんの二刀流や、佐々木小次郎役の沢村一樹さんの長い刀の扱いは大変だったろうなあ、と・・・。
様になるように見せるだけでも大変なのに、あれだけ迫力のある殺陣シーンの連続に、俳優(主役もそれに絡む脇の人たちも)って凄いなあとも思わせられたものです。
思いをそこに持っていくことで目の前に展開されている凄惨なシーンを乗り越えたりしていました。
お通役の真木よう子さんとのシーンなどでは、二人とも白い息がハッキリ映っていて、真冬に撮影したのだろうなあとその苦労を思い、その分二人の想いに感情移入がしにくかったり・・・。
観方、楽しみ方はいろいろです。

 


安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~ DVD-BOX [木村拓哉]

 

それにしても、豪華な配役でしたね。
昔、オールスター映画などと呼ばれるものがありましたが、それと同じ感じでした。
次から次へと出てくる俳優さんたちにワクワクしたものです。
吉野太夫役の中谷美紀さんは「JIN-仁」(2009年・TBS)の花魁、日観役の西田敏行さんは「八重の桜」(2013年・NHK)の西郷頼母を思い出して、ついニヤッとしたりして・・・。

沢庵を演じた香川照之さんは、歌舞伎役者(市川中車)までこなしていて、どこに時間があるのだろうと思えるくらいの活躍ですね。
それでいて、あの終始余裕を感じさせる演技に感動します。

吉岡清十郎を演じた松田翔太さん、完全に「平清盛」(2012年・NHK)の後白河天皇と同じ、どこか心に埋まらないものがあって放蕩しているというような役でしたね。
第2夜は、タイトル前に壮絶な果し合いで亡くなるという、何とも贅沢な出演でした。
斬られるのを知っていて観ているのはなかなか辛いものです。

 


海の上の診療所 DVD-BOX [松田翔太]

 

猛々しく、名を成し仕官の道を求めるだけだった武蔵が、途中で巡り会う人たちがまた凄かったですね。
それぞれとの会話がまるで禅問答のようでした。
“弱くなれ”とか、菊の花の切り口とか、琵琶を壊して中身を見せたり、とか・・・。
“本当の意味が見つかるといい”と、あくまで優しく見守る妙秀尼役の八千草薫さんもいました。
最後は“名も出世もいらない、限界の先にあるものを見たい“となるまでに、その都度大きな影響を受けていくわけですが・・・。

それにしても、偶然巡り会うことの多いドラマでしたね。
舞台は京から江戸まで広範囲で、映像が飛ぶのはテンポがあっていいのですが、狭い範囲で人が巡り合うことが多いなあと思ったものです。
原作(吉川英治)を読んでいないので、そのあたりはどうなっているのでしょう。
又八(ユースケ・サンタマリア)の母親・お杉(倍賞美津子)が江戸城で食事をしているシーンにはあっけにとられたものです。
緊張感が続くドラマの中で、ユースケさんが役にぴったり過ぎて、笑いながら和みました。

 


はじまりのみち  *ユースケ・サンタマリア出演

 

 
こちら仙台なので、武蔵に伊達藩から仕官の誘いがあったシーンには驚きがありました。
結局、武蔵が関ヶ原で西軍についたことでその後の夢もかなわないことになり、一時は剣を捨てるきっかけになったんですね。

武蔵とお通とのシーンはあまり印象には残りませんでした。
剣の修行に励む武蔵と一途に慕うお通という、有名過ぎる関係ですからね。
真木さんがアップになるたびに、日本アカデミー賞2冠(主演&助演女優賞)獲得した女優さん、これがその演技なんだと、素人目で眺めるばかりでした。

 


さよなら渓谷 [真木よう子]

 

武蔵が小次郎とあれほどの緊密な縁にあったとは意外でもありました。
ラストは、巌流島での小次郎との対決で終わりましたが、個人的には、その後の武蔵に興味がありますね。
芸術家として、水墨画など残しているものがあるようですし・・・。
たまたま「随筆宮本武蔵」(吉川英治全集46・講談社)を見つけたので、読んでみようと思っています。

木村拓哉さんが武蔵を演じると知って、想像がつきませんでした。
正直観ている間も、宮本武蔵というよりも木村拓哉という顔が前面に(特にアップで)出ているように感じたものです。
ハードな殺陣から大物俳優さんたちと真正面に向き合っての演技やら、かなり大変な仕事だったのではないかと思います。
よく“何をやっても、キムタク”ということを耳にしますが、それでも自分を主張し表現できているのは、やはりある意味凄いことだと思いましたね。

                  ドラマスペシャル「宮本武蔵」公式サイト

 

宮本武蔵 全8冊 吉川英治歴史時代文庫
宮本武蔵 全8冊   吉川英治歴史時代文庫

〈新訳〉五輪書 [宮本武蔵]


宮本武蔵 一乗寺の決斗 [中村錦之助]
宮本武蔵 巌流島の決斗 [中村錦之助]

 

 

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