朝ドラ「マッサン」1週間経って
朝ドラ「マッサン」が始まって1週間が経ちました。
スコットランドの景色と中島みゆきさんの歌声(テーマ曲:麦の唄)で、毎朝爽やかな時間を過ごせていますね。
中島さんののびやかに歌い上げる曲は、朝から元気に前向きになれそうで(実は、こちらは体調最悪ですが)素敵です。
中島さんは“朝っぱらから中島でいいんですか?”と言ったようですが・・・。
地の底にまで落ちた気分になる曲(褒めてます)から、前向きでも夜向きな「地上の星」(プロジェクトXのテーマ曲)、そしてこの爽やかな朝向きの曲まで、凄い才能の持ち主であることを改めて感じました。
中島さんと言えば、何といっても、つま恋コンサート(2006年)での吉田拓郎さんとの「永遠の嘘をついてくれ」(彼女の作詞作曲)のデュエットシーンは恰好よくて、何度観ても鳥肌が立ちますね。
物語の方も、すんなり入れました。
封建的な時代の暗さをあまり出していないので観やすいですね。
外国人の嫁・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に対する母親(泉ピン子)の対応もわからないわけではないし、意外にその他の人たちが自然に受け入れているような空気のせいかもしれません。
ピン子さんと言うことで、あらかじめ覚悟?もしていましたし・・・。
「ごちそうさん」のときの、床に落ちた食べ物を食べさせるシーンが嫌だっただけに、観る前は不安でしたが・・・。
エリーがある程度は理解しても細かいところがわからないというのが逆にいいのかもしれません。
それでも、今朝のシーン、場所は違っても母親の想いだけは同じだと理解し、帰ろうとしたシーンは良かったですね。
正直、あのまま帰ってはドラマにならないわけで、どう決着をつけるのだろうと、ちょっと意地悪に見守ってしまいました。
結果は、とにかく政春(玉山鉄二)がエリーを愛し、何が何でもという感じでぴったり寄り添ってくれていますから・・・。
それだけは、これまでの朝ドラとは違うパターンで、外国人のヒロインを登場させたのはとても良かったと思えます。
これまでの朝ドラは、時代のせいにして、夫との距離感があったような気がしますが、どうでしょう。
オープニングのスコットランドの麦畑と日本の田んぼ、シャーロットさんの可愛らしさと、そして中島みゆきさんの朗々とした歌声に癒された一週間でした。
シャーロットさんの自然でしっかりした演技に安心感もありました。
来週は大阪に舞台が移って、ホッとするまもなく、また別の鬼?が登場するようですね。
堤真一さんも登場するようですから、楽しみです。
<関連記事>
朝ドラ「マッサン」のメイキングを観ました。 2014.9.15.
マッサン(part1) [NHK出版]
リタとマッサン [ 植松三十里 ]
「マッサン」と呼ばれた男 竹鶴政孝物語
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