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「ラジオ深夜便」映画監督・三島有紀子さん

「ラジオ深夜便」1月27日・午前4時台〔明日へのことば〕   
                                   “頑張る人を描きたい”    
                                                映画監督 三島有紀子

   

   
この番組で三島有紀子さんという監督を初めて知りました。    
寝床の中で、最初はうつらうつらしていたものの、そのシャキシャキとした語り口につい聴き入ってしまったものです。    
   
4歳の時に父親に連れられて、「赤い靴」(1948年)を観たのが映画初体験だったとのこと。 
衝撃で1週間も眠れなかったと語っています。    
11歳で、「風と共に去りぬ」(1939年)を観て、監督になろうと決心・・・。    
大学時代は40万円を工面しては自主映画を創っていたものの、電気を止められたりもしたとのことでした。
 

   
    
ぶどうのなみだ [大泉洋]

 

 

NHKに企画書を持ち込んだりしていて、その後入社、ドキュメンタリー作品などを制作したものの、映画監督をやりたくて退社・・・。   
何事にも前向きで、その語り口に圧倒されましたね。    
   
“死を選ばないということは、生きるを選ぶということ”    
“この世には生きる価値があると思える瞬間がある”    
   
その前向きで、力強い生き方考え方に、ただただ圧倒され続けた(羨ましくもあった)時間でしたね。
   
   
今朝の「あさイチ」プレミアムトークのゲストは、女優の中谷美紀さん。    
優雅で知的、凛とした語り口や姿勢が素敵でした。    
その彼女主演の最新作が、三島有紀子監督作品「繕い裁つ人」でした。    
絵画を思わせる映像は、観ていると時間を忘れて懐かしい異空間に惹き込まれそうな感覚があり、素晴らしかったですね。 

 

 
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刺青 匂ひ月のごとく [井村空美]  *映画監督デビュー作 
 
   
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