「あさイチ」プレミアムトークの松山ケンイチさん
今朝の「あさイチ」プレミアムトークのゲストは、松山ケンイチさん。
大河ドラマ「平清盛」(2012年)以来、初めて見かけましたね。
3月5日が30歳の誕生日、京都で時代劇の撮影現場で祝ってもらったとか。
その夜、水をかけられるシーンがあった、と笑いを誘っています。
相変わらずの何とも言えない訛りが入ったおしゃべりでホッとしました。
まずは、小中学時代に“かくれV6ファン”だったという話から・・・。
それも井ノ原さんではなく、三宅健さんが好きで、その後共演することになります。
憧れていた人と仕事をするという、その何とも言えない感覚を語る松山さんが、何とも良かったですね。
今回の出演は、明日放送のドラマ「紅白が生まれた日」の番宣のためでした。
戦後間もなく、ラジオで紅白を始めたディレクター役を演じています。
モデルの方がかなり個性的な人だったらしく、キューの出し方など工夫を凝らして演じたことを楽しそうに語っています。
奥さんが健在で、VTRで出演しました。
家庭でも良く仕事の話をする、熱い情熱を持った方だったようですね。
テレビの紅白歌合戦のリハーサル現場に、バレないようにスーツ姿で潜入して裏側を見せてもらったとのこと。
秘密のつもりが、有働さんは知っていました。
ドラマは、戦後まもなく混沌としていた時代に、GHQの元に画期的な番組を作るという内容です。
一部映像が紹介されましたが、バタバタ感が何だか楽しそうに見えてしまいました。
明日の放送を楽しみにしています。
大河ドラマ「平清盛」で父親役を演じた中井貴一さんがVTRで出演しています。
とても素敵な、この番組のハイライトとも言えそうな時間でしたね。
カメレオン俳優と言われる松山さんですが、中井さんは“プロフェショナルな役者の素養を凄く持っている人”と評しています。
感情のコントロールが芝居には大切で、どんなに集中していても客観的な自分がいなければならない。
大河で松山さんが中井さんに掴みかかるという激しいシーンがあって、その力の入れ具合でわかったとのこと。
いい塩梅に芝居の抜き方を知っている、と絶賛しています。
それに対して、松山さんは“それは相手が中井さんだから”と・・・。
“信じていないと、芝居は出来ない”
相手やスタッフなど、信じないと役に成りきることはできない、と繰り返していました。
大河は、長い時間をかけて信頼関係を作って演じたこと、そのときの現場への感謝、当時身の回りを世話してくれた弟さんにまで感謝の言葉を述べています。
大河ドラマ 平清盛 総集編 [松山ケンイチ]
大河については、最初は清盛ではない役でオファーがあったようです。
主役ということで、その大きさに悩み、中井さんに相談したところ、“大河の主役を演じたのは50人だけなのだから、やってみろ”と・・・。
中井さんが父親役に決まったのは、その後のようです。
中井さんとのエピソードに強い関心を持ってしまったのにはわけがあります。
当時、「平清盛」は視聴率が低いということで、松山さんは矢面に立たされた感じで、集中的に批判を浴びていましたね。
ネットニュースに上らない日は無いという感じでした。
役者生命が絶たれるのではないか、特に大ファンではない私が心配するほどのものでした。
今は、「花燃ゆ」がその場に立たされているようですが・・・。
そんなニュースの中に、動揺し悩む松山さんを中井さんが激励し続けている記事をよく見かけたものです。
息子を温かく見守る、本当の父子のようでしたね。
正直言えば、中井さんのデビューの頃を知っている、そんな年代です。
父親が人気俳優(佐田啓二)でしたが、彼は素人だったわけで、その彼が今人格的にも俳優としても、余裕のある大人になっていることに頼もしくも、ちょっと微笑ましくも感じています。
「平清盛」は結構好きな作品でした。
珍しく、当時の歴史を追っかけたりしたものです。
前半部分は、清盛の若さを延々と描いていて、挫折しそうになったものですが、後半になってからの松山さんの清盛は鬼気迫るものがありました。
松田翔太さんの後白河天皇役も良くて、若い俳優さんたちが大きく伸びていく様子を見せてもらった気がしますね。
大河ドラマとしては黒歴史の方なのかとずっと思っていたのですが、最近、好きな大河ドラマのアンケートで上位(確かベスト5以内)に入っていて、嬉しかったものです。
視聴率だけで決めつけてほしくないですし、制作側もブレないでほしいとは思いますね。
「花燃ゆ」も頑張ってほしいです。
今朝は短縮バージョンなので、駆け足になりましたが、16歳の時に受けたオーディション(16000人の中からグランプリに)の映像やその後の仕事の映像が紹介されています。
東京へ行きたいというだけで受けたオーディション、面接で下を向いたままだったのは、テレビ撮影があってバレたくなかったから・・・。
面接者は上を向かせ、その眼光やオーラに驚かされたとのコメントも紹介されました。
“わい”など訛りを直さないのは、中井さんのアドバイスもあってのことで、自分を殺すことになる、とも語っています。
子供との関係も少し・・・。
叩かれたら泣き真似をして、何とか“ごめんね”と言わせたいと頑張ってみるものの、結局“言ってくれ”と言ってしまうそうです。
そのままの感じで、何とも幸せそうでした。
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