「スタジオパークからこんにちは」長谷川きよしさん
昨日23日の「スタジオパークからこんにちは」のゲストは、シンガー・ソングライターの長谷川きよしさん。
久しぶりに見かけた長谷川さんは白髪交じりで、歳月の流れを感じてしまいました。
昔、加藤登紀子さんとのジョイント・コンサートを見に行ったことがあります。
加藤さんが長谷川さんをエスコートして登場したシーンを思い出しました。
二人とも似たような声質、歌い方で、好きでしたね。
2歳で失明、20歳でデビューし、今年は46年目とのこと。
椎名林檎さんと「灰色の瞳」、大竹しのぶさんと「死んだ男の残したものは」をデュエットしている映像が紹介されました。
VTR出演の大竹さんが、長谷川さんの集中力、その圧倒的な歌声とギターの世界を絶賛しています。
記録映画「若い心の詩」では、馬とびや棒を持って元気に動き回る、盲学校小2の長谷川さんが観られました。
中学時代に歌手を夢み、ギターを始めたものの、高校時代は進路に悩み、友人に進められたシャンソンコンクールで上位入賞。
在学中に「銀巴里」のオーディションに受かって歌い始め、そこでスカウトされデビュー。
「愛の讃歌」と「心震える時」を生歌で披露しています。
「愛の讃歌」は、よく知られた訳詞(岩谷時子さんの?)ではなく、よりピアフの歌詞に近いものという説明がありました。
「心震える時」は、毎晩「ラジオ深夜便」から流れてきています。
いつもうつらうつらしながら聴いているので、あまり感慨がなかったのですが・・・。
埼玉命の電話主催のコンサートのために作った曲とのことで、これからは違って聴こえるでしょうね。
様々なことに押しつぶされそうになり、死を考える人たちと、24時間つながる命の電話。
“ひとつ息をする もうひとつ息をする”
繰り返されるフレーズが印象に残ります。
心震える時 [長谷川きよし]
現在、京都に住んでいるんですね。
これは意外でした。
昔はこちら仙台に住んでいると聞いていたので、そのままこちらにいるものと思っていました。
函館に住んでいて、私生活での事情(2度の結婚)があって後の京都生活らしいです。
京都移住が2011年、その年号を聞いただけで、すぐ察してしまうのはこちらの事情ですね。
東日本大震災の10日後に京都・神戸でのコンサートが予定されていたとのこと。
阪神淡路大震災のこともあって、“こういうときこそ、音楽”とアドバイスをもらって、決行したようです。
視聴者へ、長谷川さんが京都でわくわくすることの3択クイズ・・・
“和菓子のにおい” “お寺の鐘の音”ではなく、一番少なかった“観光客の声”でした。
楽しくて仕方がない、そういうところに自分は住んでいるんだ、と答えています。
Sunday Samba Session [長谷川きよし]
本当に久しぶりに長谷川さんの伸びやかな歌声と見事なギターさばきを楽しめました。
もしかして、と探しみたら、LPレコード「遠く離れたおまえに」(1979年)が出てきました。
我ながら、何にでも首を突っ込む(柔軟性があって、広範囲に関心が行くと思いたい)というか、物持ちがよいというか。
せっかくなので、久しぶりに聴いてみます。
長谷川きよし TWIN BEST -Early Works 1969~1977-
加藤登紀子 長谷川きよし LIVE [加藤登紀子 長谷川きよし]
« 朝ドラ「まれ」と小日向文世さん | トップページ | NHKドラマ10「美女と男子」鑑賞中 »
「 音楽」カテゴリの記事
- アンディ・ウィリアムスの「ソリティア」を聴く(2022.11.01)
- 【闘病日記 35】真夜中、吉田拓郎さんの歌から(2021.04.05)
- お正月、SMAPの「世界に一つだけの花」を聴く(2019.01.03)
- SONGSスペシャル「吉田拓郎~風のように・・・なんて考えた事があったなぁー~」(2017.01.06)
- ボブ・ディランと「アヒルと鴨のコインロッカー」(2016.10.14)
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 朝ドラ「虎に翼」が終わって、思ったこと諸々。(2024.09.29)
- ドラマ「マウンテンドクター」(第1回)を観て(2024.07.11)
- 朝ドラ「虎に翼」鑑賞中(2024.05.29)
- 朝ドラ「ブギウギ」が終わって(2024.03.30)
- NHK「ふたりのディスタンス ピース 綾部祐二と又吉直樹」を観て(2023.12.28)