グラシェラ・スサーナのレコードを聴く
手持ち無沙汰な日曜日、本当に久しぶりにレコードを聴きました。
プレーヤー本体だけがあって、テレビなどに接続しないとダメなので、なかなか機会がありませんでした。
面倒くさいだけなんですが・・・。
聴いたのは、グラシェラ・スサーナさんのLP「ラ・シャンソン」。
最近、ブックオフで見つけたものです。
なぜか、ジャンルの違いそうな人がシャンソンを歌っているのが気になって・・・。
昔、アダモから始まって、シャルル・アズナヴール、ジルベール・ベコー、越路吹雪さんから金子由香利さんまで(なぜか日本人には“さん”づけ)、夢中で聴き続けたことがあります。
挙げた歌手、全員のコンサートに出かけたことが、ささやかですが、ずっと自慢の種になっていますね。
特にシャンソン好きだったわけでもないのに、なぜ、こうも続けてシャンソ歌手ばかりだったのか、今だに自分でもわかっていませんが・・・。
皆さん、シャンソン歌手といっても、かなり個性の強い人たちだとは思っています。
スサーナさん、昔から日本びいきとは知っていましたが、どのジャンルの歌手か(タンゴでした)など、改めて調べてみました。
アルゼンチン出身で、特に70年代に活躍していて、やはり「アドロ」は代表曲なんですね。
しばらく聴く機会が無かったのですが、数年前に「ラジオ深夜便」で“深夜便の歌”として「唐街雨情」を聴いたときは懐かしかったですね。
「ラ・シャンソン」はいつ発売されたものかわかりませんが、あまりの音の綺麗さに驚いています。
それに、まさか全曲日本語で歌っているとは思いませんでした。
綺麗な日本語ですが、外国人が歌っているということはわかりますね。
グラシェラ・スサーナ アルゼンチンの歌姫 ゴールデン☆ベスト
“彼女の声は温かく柔らかいから、コンディション最悪のときに・・・”とか、“歌の効用になぐさめというのがあるのなら、彼女のはまさになぐさめ”とライナーの文にあって、ちょっと笑ってしまいました。
今なら“癒される”の一言でしょうね。
柔らかく浸み込むような歌声に癒された休日となりました。
アダモの曲を4曲も歌っていますが、「愛の忘却」があって嬉しかったものです。
「サン・トワ・マミー」とか「雪が降る」などは誰でも知っている曲かも知れませんが、この曲はたぶんファンでなければわからないでしょうね。
本人も日本語で歌っています。
懐かしくて、これも引っ張り出して聴きたくなりました。
アドロ・サバの女王 + ヨーロッパを歌う [グラシェラ・スサーナ]
<「ラ・シャンソン」収録曲>
(SIDE1)
私は一人片隅で
再会
悲しみよさようなら
帰り来ぬ青春
愛の忘却
愛の讃歌
(SIDE2)
シェルブールの雨傘
サン・トワ・マミー
夢の中に君がいる
雪が降る
白い恋人たち
なつかしい恋人への歌
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