ミニマリストって?
昨日のNHK「おはよう日本」で、“ミニマリスト”が紹介されていました。
ミニマリスト・・・モノを持たない生活をする人、初めて聞く言葉です。
映像には30代の男性が二人登場しました。
家具やカーテンなどが一切ないフローリングの部屋の壁に寄りかかって、膝の上のノートパソコンを操作している男性。
最初から、そのあまりのシンプルさに目を奪われてしまいました。
洋服は数着を着まわし、風呂場には液体石鹸ひとつだけ・・・。
あらゆる余計なモノを捨てたその光景を、清新と感じるか、壮絶すぎると感じるか、観ていて困惑したことも事実です。
最初の映像だけが印象深く残ってしまって、番組の内容をほとんど忘れてしまいました。
下記の方のブログに詳しく書かれていますので、どうぞ。
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断捨離をしたいのになかなかできない自分では、戸惑いを隠せませんでした。
たとえば、本を読みたくなったら、テレビやDVDを観たくなったら・・・。
結局、パソコンに向かう時間が多くなるだけのような気がしました。
モノを持たないことでできる時間や空間、精神を大切にするという考え方・・・。
なるほどと思いながらも、世代的なものかな、などとも考えたりしたものです。
たとえば、家庭を持つことをどう考えているのだろう、という疑問を感じたりしましたが、番組の中では出てきませんでしたね。
私も、これから少しずつ整理していかなければと、かなりまじめに考え始めたタイミングで、目にした番組でした。
それなのに、最初の何もない部屋の画面を寒々と感じてしまったのが、ちょっと不思議な気がしたものです。
思い当たったのは、先日の「団塊スタイル」の画面でしたね。
同じようにほとんど家具のないアパートの一室(こちらは質素感あり)で、本を読んでいる高齢の男性。
すべてをなくしたものの、読書に目覚めて、これから新しい一歩を踏み出す。
窓から射す日ざしに暖かさを感じましたね。
何を感じるかは、世代の違いによるのかもしれません。
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