「あさイチ」プレミアムトークの柄本佑さん
昨日の「あさイチ」プレミアムトークのゲストは、俳優の柄本佑さんでした。
オープニング映像が、先日記事に書いたシーン(あさが惣兵衛に、姉・はつのことを頼む)だったので、ちょっと驚きましたね。
朝だからか、白蛇さんとはまったく違って、結構爽やかなイメージで出演していました。
質問のひとつひとつに、じっくりと考えながら答えるシーンが多かったですね。
自身の映像には耐えられない、という風情を何度も見せていて、俳優としてはそうなんだろうなあ、と同情する気分になったものです。
友人としてVTR出演した宮﨑将さんが、宮﨑あおいさんのお兄さんで、俳優であることも初めて知りました。
高良健吾さんの名前も出ましたが、同年代の俳優の幅広い交友関係を知ると、何とも頼もしいですね。
それぞれに個性は違っても、次代を背負う(もう背負っているのでしょうが)人たちで、楽しみですね。
美しい夏キリシマ デジタルリマスター版 [DVD]
* デビュー作品
“映画界は、高倉健さんと緒方拳さんだけで回っている”と言われていた時期がありました。
映画が斜陽と言われ続けて、売れる人でしか作れなかったからでしょう。
今は、売れそうにもない(失礼)小品なども作られたり、バラエティに富んでいて、映画作りに柔軟性が感じられ、関わる俳優たちも自由な印象で、いい時代だなあ、と思っています。
その一人、柄本佑さん。
映画が大好きで、年200本以上観ているという話には、こちらが嬉しくなりました。
今はほとんど映画館に行くこともない私ですが、「緑の光線」(1986年・仏)を映画館で観たら、評価が逆になった話には納得させられました。
やはり映画は映画館で、と当たり前のことを思い、ちょっと寂しくもなりましたけど・・・。
イリーニャの兄弟 [DVD] *柄本時生・柄本佑 共演
柄本さんが選んだベスト3。
1.「フレンチ・カンカン」(1954年・仏)
ジャン・ギャバン出演、ムーラン・ルージュができるまでが描かれている。
最後の盛り上がりが素晴らしい。
2.「NAGISA なぎさ」(2000年)
日活ロマンポルノ作品も多く手がけていた、小沼勝監督作品
3.「ションベン・ライダー」(1983年)
相米慎二監督作品
追加 「江分利満氏の優雅な生活」(1963年)
「AIKI」(2002年)
今村昌平監督の息子さんの作品
*私は、天願大介監督が今村監督の息子さんであることを初めて知りました。
以上のように熱を込めて紹介してくれましたが、途中で時間切れだったのが残念でした。
「フレンチ・カンカン」はぜひ観たいと思っています。
ラストで、視聴者からの柄本さんへのお薦め作品・・・。
「バクダッド・カフェ」(1987年)「滝を見に行く」(2014年)は観ていましたね。
「ファンダンゴ」(1985年)は観ていなくて、“勝った!”と思ってしまった自分が笑えました。
単に、こちらが歳をとっているからだけの話ですから・・・。
「滝を見に行く」はぜひ観たいですね。
おばさんたちが登場するようですから・・・。
柄本さん、芸能一家ということは有名ですが、お母さん(角替和枝)の話題は出ましたが、奥さん(安藤サクラ)のことは出ませんでした。
正直、どんな人なのか、ちょっと知りたかったですね。
安藤さんのところも芸能一家ですし・・・。
<関連記事>
朝ドラ「あさが来た」まもなく始まります。 2015.9.22.
朝ドラ「あさが来た」2週間経って 2015.10.9.
朝ドラ「あさが来た」惣兵衛帰る 2015.11.12.
*柄本佑・安藤サクラ 共演作品
僕らは歩く、ただそれだけ [DVD]
今日子と修一の場合 [DVD]
きいろいゾウ [DVD]
書店員ミチルの身の上話 DVD-BOX
« 朝ドラ「あさが来た」惣兵衛帰る | トップページ | 「スタジオパークからこんにちは」の眞島秀和さん »
「テレビ雑感」カテゴリの記事
- 【闘病日記 61】それでも私はあきらめない(2023.05.10)
- 朝ドラ「あまちゃん」再々放送中(2023.04.08)
- 東日本大震災から12年(2023.03.12)
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わって(2022.12.19)
- お笑いが好き~サンドさんのドッキリや関根勤選手権について(2022.09.02)