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NHK「年末スペシャル 朝までドキュメント72時間」/2015

 

◎こちらは2015年放送時のものです。2014年、2016年~2019年放送は、次からどうぞ。

      「年末スペシャル 朝までドキュメント72時間」
      「朝まで!ドキュメント72時間 2016」
      
NHK「朝まで!ドキュメント72時間 2017」   
            「ドキュメント72時間 2018 年末スペシャル」
      NHK「ドキュメント72時間 年末スペシャル2019」

 

「年末スペシャル 朝までドキュメント72時間」   
                                             NHK総合テレビ 12月29日放送

 

最初に断っておきますが、今回は長いです。すべての回について紹介していますから・・・。   

今年も録画での鑑賞でした。   
MCが、女優でナレーションも担当している吹石一恵さん、それに評論家の山田五郎さん、放送作家の鈴木おさむさん、と昨年と同じメンバーです。 
中継場所は、足立区のフィリピンパブ(“ディープ東京 リトルマニラの片隅で”で登場)。   
   
リクエストメールは、6000通とか。    
その中には私のメールも・・・。    
以下、ベスト9の紹介です。  
   
   
<第9位> “沖縄 追憶のアメリカンドライブイン”    
車に母親を待たせていた中年女性、小学校に米軍機が墜落して18人が亡くなった話をし、沖縄の歴史を知ってほしいと語る。    
車で待つ母親は、話せば長くなるから、と口を閉ざす。    
基地内に自分の土地がそのまま残っているが、開放されると開発されてしまうので複雑、と静かに語る夫婦もいて、沖縄の住民感情の複雑さを感じさせる。    
   
若い女性米兵にもインタビュー。    
ラスト、父を知らないというハーフの中年男性、母親は聞いても何も答えてくれない、黙って(ドライブインの)スープを飲ませてくれたと・・・。    
沖縄に生まれてよかった、出会えばみな兄弟だから、とスープを抱えて去っていく。

                     

         
沖縄現代史 [ 櫻澤誠 ]            

沖縄現代史
[櫻澤誠]
        

   
      

 

<第8位> “出産ラッシュ!日本一の産婦人科”    
熊本の産婦人科、年間の出産数3400人。    
待合室では、夫や小さな子ども(兄や姉になる)が、落ち着かない様子で待機している。    
   
出産シーンの撮影が許可された。    
その女性、携帯を離さないままなので、ちょっと引き気味で観てしまったが、仕事で遠く離れている夫と繋がっていたことがわかった。    
   
高齢で初産の女性、夫の会社倒産などで10年も産めないでいた。    
“これから子育てが大変とは思いますけど、楽することが幸せじゃないと思うから、子どものために苦労したいと思います”    
とても胸に響く言葉だった。    
   
駆け出しの産婦人科医だという男性と妻が集中治療室に・・・。    
2ヶ月早く生まれ、毎日二人で通っている。    
たくさんの管が痛々しいが、少しずつそれも外れていって、そんな娘の姿に励まされていると語る。    
番組の追跡取材によれば、現在1才3ヶ月、伝い歩きができているとのこと。    
   
インタビューに冗談ではぐらかしてばかりいた男性、その後帝王切開で生まれ、一気に責任感の感じられる表情に変わっていた。

撮影3日間で生まれたのは31人。   
とにかくみんな無事に生まれて良かった、と鈴木さん。  
                     

         
川べりの家 [ 松崎ナオ ]      

川べりの家
[松崎ナオ]
        

         
      

 

<第7位> “ウワサの猫と商店街”
水戸駅(茨城県水戸市)近くの商店街のたばこ屋に住む猫のハチ。
メスの4才、黒い毛の部分が八の字眉に見えて、みんなの人気者。
触って願い事をすると叶うという。   

3等の宝くじが当たった常連の中年男性、震災で半壊になった家の修理に当てた。    
今度当たったら、売り場を大きくしよう、と・・・。    
実際の飼い主は、商店街で編集プロダクションを営んでいる男性。    
迎えに来ては、事務所に放して帰宅する。    
自宅の犬とけんかをするためという。    
ハチは事務所で自由に遊び、眠る。    
   
たばこ屋には小学生や高校生、商店街の人々が始終立ち寄り賑やかだが、ハチはいつも居眠りばかり。    
一人の中年女性、ハチの写真を撮っては、サイトにアップしている。    
忙しくて飼い猫を最後まで見られなかった、3人の子どもがいたが働きづめで結婚生活も破綻し、一人家を出た。    
失ったものが大きくて、今はハチの幸せを願っている。    
   
商店街で古着屋を営んでいる男性、大好きな弟が事故死、二人で店を開く夢を果たせなかった。    
店にはハチのグッズがいっぱい、ハチが遊びに来るのが楽しみで、一人じゃない気がする、と・・・。   

                     

         
いい猫だね [ 岩合光昭 ]            

いい猫だね
[岩合光昭]
               

         
      

 


<第6位> “名古屋・聖なる夜の忘れ物”
    
一日150万人が移動する街、年間の忘れ物は16万点。    
撮影時3日間で届いた数は2656件、持ち主へ返ったのは263件。    
   
結婚指輪を失くした女性、その場では見つからなかった。    
夫が怒らなかった、そんな夫の一面が見られたのが良かった、と・・・。    
その後、“お幸せに”というコメントつきで戻ってきたという。    
   
男子高校生、母親が買ってくれた傘を1ヶ月探していた。    
倉庫の大量の傘に驚きながらも、探し当て “あったー!” と嬉しそうだった。    
傘や財布、鍵、メガネ、賞状、孫からの手紙、クリスマスプレゼント、卒塔婆まで・・・。    
見つかるとみんなが幸せそうな笑顔を見せる。    
   
お金がそのまま入った財布を受け取った男性、落としたことで妻には離婚だなと冗談半分に言われたらしい。    
“自分も拾ったら必ず届けるようにする” と・・・。    

 

○ ここで、気になる人のコーナー。   
“夏コミ!“日本一”のコンビニで” の緊縛師の女性・ロマンスさん(49歳)を岡山まで訪問。    
縄をいっぱいつめたカバンを持って、ある秘密の集まりへ。    
古典緊縛といい、綺麗な縄で服の上から縛っていくパフォーマンス。    
仕事を転々として3年前に出会い、極めることにした。    
来年スペインで世界デビューをするらしい。     
   


<第5位> “”赤羽 おでん屋エレジー”
    
おでん屋で立ち飲み。    
おでん5品+お酒で、800円。    
   
ブラジルの日系4世の男性、家族連れで来日。    
テレビ番組で観て、娘たちを連れて訪ねてきた。    
信じられないと嬉しそうに語りながら、幸せそうな背中を見せながら仲良く帰っていった。   
   
両親の介護で離職し、幸せだった会社をつい思い出すと飲みながら語る男性。    
体調の悪い母を実家に訪ね、まっすぐ帰れない気がすると立ち寄り、一人静かにおでんを食べる女性。    
リストラで警備の仕事につき、夜勤明けの中年男性、同じように警備の夜勤明けでもプロのシンガーを目指している30代男性は、自作の歌を披露。    
   
60代の女性、仕事の掛け持ちをしながら、引きこもりの息子と二人暮らし。    
息子に電話し、二人分のおでんを買って帰っていく。    
一方で、夫婦でおでんデートという人たちも・・・。    
近所で働くカップルは朝食におでん、結婚します!と晴れやかな笑顔で帰っていく。

 

<第4位> “駄菓子屋 子どもたちの小さな宇宙”    
神戸のだがし屋。    
初代93歳のおばあちゃん、母、孫の3代で営業している。    
3代目のおねえちゃんを中心に子どもたちや中高生、大人が集まってくる。    
   
常連の男の子、仕事の邪魔をしてはおねえちゃんに怒られる。    
中2の女の子、毎日がつまらない面倒くさいと・・・。    
楽しまないと、楽しもうと思わないと、とおねえちゃん。    
本好き、社会好きというその子に徳川15代を言わせて、拍手を送った。    
スラスラ答えられた女の子は笑顔になった。    
実は、ザビエルが好きなのだと言う。    
“何か、可愛い” らしい。

店の中で、男の子同士の喧嘩が始まる。   
慌てる女の子たち。    
“もうちょっとで終わる”と口出ししないおねえちゃん。    
まもなく仲直りをして、一緒に遊ぶ子どもたち。    
   
おねえちゃんが見守ってきた子どもたち、今は大人もいる。    
家庭の事情でやんちゃをしたけれど、今は家族を持って幸せと笑顔の男性。    
シングルマザーでスナックで働く女性。    
最近疲れ気味の彼女に、おねえちゃんは子どもの頃の写真を見せて励ます。    
“何度でもやり直せるよ”    
   
弟を海で亡くした男性、思い出話をしながら、おめでたを報告。    
“名前を決めている。お爺になってほしい。子どもと二人でうまい棒を食べたい”    
おねえちゃんは、未婚らしい。

   
○ナレーターの一人、市川実日子さんが、だがし屋さんを訪問。    
おねえちゃんは忙しい。    
番組の反響が凄くて、北海道や四国、九州から訪ねてくる人がいるらしい。    
初代のおばあちゃんは亡くなっていた。    
自分は、“ばばあ、いつまでやっている”と言われるまで続ける、と語った。 

                     

         
うまい棒は、なぜうまいのか? [ チームうまい棒 ]            

うまい棒は、なぜうまいのか?
[チームうまい棒]
               

         
      

   

<第3位> “北の大地の学生寮”    
北海道大学の恵迪寮、明治から続く学生の自治で運営されている寮。    
400人のうち女性は4分の一。    
寮費は、光熱費込みで1万円。    
   
部屋も廊下も物でいっぱい、あまりに混沌としていて驚かされる。    
それが逆に住みやすいのかもしれない。    
それぞれが自由でありながら、週に一度は同じ食事をし、寮歌を歌う。    
それでいて、一方では無関心で閉じこもる学生もいる。    
   
寮長選挙に二人が立候補。    
ハラミ君とダルビッシュ君、二人ともに、みんながまとまらない危機感を感じている。    
結果は、ダルビッシュ君が当選。    
ハラミ君が、お酒を差し入れて祝福、激励する。

ラスト、“夢は?”との質問に・・・   
クールな女性 “国家公務員試験を受けて官僚になるか、頑張るんだったら農業やりたいな” と途中から表情が崩れた。    
“とにかく卒業!それからです!” そう答えながら走り去っていった男性、その後姿になぜか一番の爽やかさを感じてしまった。

 

○1年後、市川実日子さんが訪問。   
ハラミ君は、3年に進級、英語サークルを立ち上げていた。    
番組を観た両親から小汚い格好を注意されて、さっぱりと変身していた。    
ダルビッシュ君は寮長を終えて(現在は女性寮長)、バイトで貯めたお金で南米へと旅立っていた。    
   
番組を観て北大受験を決心し、ハラミ君に会って、寮の運営に関わりたいという息子の夢を寄せてくれたメッセージが紹介された。

                           

          
北大の学風を尋ねて [ 七戸長生 ]             

北大の学風を尋ねて [七戸長生]                

          
         

 

○ここで、1位、2位の予想が入り、鈴木さんからは“金券ショップでつかむ夢は”について語られた。   
視聴率がよくて、いろいろなところでやっていた、とのこと。    
それに1票入れた私はドキドキしたものです。    
乳がんで闘病中の中年女性の、毅然とした態度が忘れられないでいます。    
その後を知りたかったのですが・・・。  

   
   
<第2位> “大仏を見上げる霊園で”    
茨城県牛久市、120mという世界最大級仏像の下にある霊園が舞台。

はだしでお墓を掃除している女性。   
69歳。21年前に夫をバイク事故で亡くした。    
見合いでお互いにビビッと来て結婚、その死を受け入れがたく、今も毎日通っている。    
自分の骨も、夫の骨と一緒に混ぜてもらうことを子どもに言ってある。    
“こんなに大切な人になるなんて、夫婦って何なんでしょう”と涙で拝んでいた。    
   
なぜか腕を骨折?しているらしいビデオジョッキーの兄、○△□と彫られた墓についての質問に禅僧の言葉を紹介。    
弟は、生まれることがなかった妹の小さなお地蔵さん型のお墓を丁寧に拭いている。    
同業と見て、“取材やっている場合じゃない。お墓参りに行ったほうがいい”と・・・。    
   
自分が入る個人の墓に甥を連れて来た女性、がんを宣告されて覚悟ができた、思い残すことはない、と穏やかな表情を見せる。    
母親がお茶のみが好きだったからと、お墓の前で1時間おしゃべりをしながらお茶を飲む三人姉妹。    
   
7人兄弟とその家族が、母親(67歳)を囲んで、父親の墓参り。    
破天荒な生き方、死に方をした夫について、明るく明け透けに笑い飛ばしながら語り、こちらがつい大丈夫かと思ってしまった。    
それでも、憎めない、一番素敵な男性だったと語る。    
家族たちもそんな母親を笑って見守っていた。    
   
ラストは、大仏を照らす花火を見上げる人たち。    
このお盆の3日間、タイトルは “大仏を見上げる” だけど、大仏が人々を見守っているという光景に安らぎを感じた。

 

○視聴者からのメッセージ・・・   
放送の3日後に弟が事故死して、身近な人を亡くした人の気持ちを実感した、と・・・。   

                     

         
晴れた日は巨大仏を見に [ 宮田珠己 ]            

晴れた日は巨大仏を見に [宮田珠己]   

 

       

         
      

○テーマ曲「川べりの家」を歌う松崎ナオさん登場。
引越ししたくてもできなかった、15年前に作った曲とのこと。
大学時代から20年来の友人、ミッツ・マングローブさんがVTR出演。
そして、ギターでの弾き語りを披露。  

 

<第1位> “秋田 真冬の自販機の前で”    
秋田港の片隅、うどんとそばの自販機。
傍にはテーブルにイス、屋根はあるものの吹きさらし状態で、薬味の瓶が上から垂れ下がっている。    
自販機を管理する60代男性、40年設置していて味が薄くなっている、故障が良くあると語る。

中年のカップル、おそろいのおぼん持参で現れた。   
いつか大切な人に巡り会えたら連れて来たかった、と女性。    
腕を組んで帰って行った。    
早朝、運転代行の仕事帰りの男性、母親と二人暮らし、自営の仕事が軌道に乗らない、一人になりたいときに来るらしい。

猛吹雪の中・・・
テーブルも、ぶら下がった薬味の瓶も雪をかぶっている。
中学生の男の子を連れた父親、テーブルの雪を払いのけながら、二人で食べている。
一緒に出歩けるのは今だけだから、夢は一緒に酒を飲むこと。
横殴りの雪の中、自販機で買っては車の中で食べている人たちも・・・。

嵐が去って・・・   
50代の男性、無性に食べたくなって、若い頃来ていた場所へ、と・・・。    
去年がんを宣告されて以来、付き合っていた彼女とか、この場所で昔を振り返っている。   
“一人なんだけど、一人じゃない”    
   
親子で、仲間と、友人と、給料前に、と三々五々やってくる人々。    
グループの中に、シングルマザーが男の子を連れていた。    
“やんちゃな頃、行く場所が無いとき来ていた。200円あればあったかいうどんがあって、屋根があって、港が見えてだよ、イスがあって・・・そう思うと、息子にここに来なさいと教えておいたほうがいい。そういうときにぶちあたるのよ、きっと、きっと”    
ここに来れば、みんなが見つけてくれる、と語る。

除雪監督員の男性、出勤前に立ち寄り、仕事は傍で見ているよりもずっと命がけの仕事だという。

   
○その後の自販機の風景を撮影。    
中古が見つかって、部品を修理でき、当時のようにお湯が溢れることは無くなっている。    
放送による人気で、品はあってもお湯が足りなくなり、並んで待っていたりするらしい。    
盛岡から4時間かけて訪ねてきた夫婦は、汁が多すぎてこぼすのをやりたかった、と残念がり、それでも笑顔で帰って行った。

                     

      
   
日本懐かし自販機大全 [ 魚谷祐介 ]            

日本懐かし自販機大全 [魚谷祐介]            

      

 

すべての紹介が終わり、最後は3人の今後取り上げて欲しいテーマを・・・。   
鈴木さんは、“夜に仕事用のドレスを売る店” 買いに来る人はどんな人?    
山田さんは、“24時間営業のジーンズ屋” 早朝に買ったり裾をつめたりする人がいるらしい。
吹石さんは、昨年鈴木さんが提案した“海底の神社”と、“レンタカー屋さん”
来週1月8日の放送は、“横浜 オールナイトでとんかつを”   

観終わって感じたこと、番組が有名になりすぎて、これまでのような自然な情景が見られなくなるのではないかと・・・。

   
   
*2015年ベスト9を改めて紹介。

第1位 “秋田 真冬の自販機の前で”   
第2位 “大仏を見上げる霊園で”    
第3位 “北の大地の学生寮”    
第4位 “駄菓子屋 子どもたちの小さな宇宙”    
第5位 “赤羽 おでん屋エレジー”    
第6位 “名古屋・聖なる夜の忘れ物”    
第7位 “ウワサの猫と商店街”    
第8位 “出産ラッシュ!日本一の産婦人科”    
第9位 “沖縄 追憶のアメリカンドライブイン” 

 

                   NHK「ドキュメント72時間」公式サイト

 

<関連記事>   
NHK「ドキュメント72時間“大病院の小さなコンビニ”」  2014.9.27.    
NHK「年末スペシャル 朝までドキュメント72時間」  2014.12.29.    
NHK「ドキュメント72時間」“金券ショップでつかむ夢は”  2015.2.14.    
NHK「ドキュメント72時間」“巨大書店 活字の森の歩き方”  2015.3.14. 
「ドキュメント72時間」便利屋の回について  2015.5.11. 
「朝までドキュメント72時間」今年も放送  2015.11.6.    
NHK「ドキュメント72時間」“街角のダビング店 よみがえる映像”  2015.12.16.    
NHK「ドキュメント72時間」“世界最大 古書の迷宮へようこそ”  2015.12.21.

                     

         
39 [ 松崎ナオ ]      

39 [松崎ナオ]   

 

 

 

 
      

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