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映画「わが青春に悔なし」

「わが青春に悔なし」  公開:1946年/東宝

   

監督:黒澤 明   
脚本:久坂栄二郎    
音楽:服部 正    
撮影:中井朝一    
キャスト:原 節子  大河内傳次郎  藤田 進  河野秋武  高堂国典  杉村春子

 

<解説・あらすじ>   
黒澤明監督の戦後最初の監督作品。    
戦前の京大・滝川事件とゾルゲ・スパイ事件をモデルに、ファシズムの吹き荒れる時代にあって自らの信念に基づいて強く生きる女性の姿を謳い上げたドラマ。    
京都帝国大学の教授・八木原(大河内傳次郎)の教え子たちにとって教授の一人娘、幸枝(原節子)は憧れの的。    
野毛(藤田進)と糸川(河野秋武)も幸枝に想いを寄せていた。    
秀才型で日和見的な糸川に対して、実直で行動派の野毛。    
軍国主義が強まる中、野毛が反戦運動家に、糸川はそれを取り締まる検事にと反対の道を選ぶ。    
幸枝は信念を持って行動する野毛に魅力を感じ、結婚するが……。

                     
         
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原節子さんが亡くなりました。
訃報を聞いたとき、半世紀も生きたままに伝説化された女性でしたから、不思議な気持ちが先立ってしまいました。
亡くなった方の作品を直後に観るのはあまり好きではなかったのですが・・・。
そういう意味では、抵抗なく観られましたね。    

この作品の存在は知っていましたが、描かれた時期の印象から敬遠していました。    
暗くて、閉塞的な青春、とか。    
観るきっかけは、原さんの役が強く自立した女性として描かれている、ということを知ったことからです。    
   
直前に、「麦秋」(1951年)を観て、原さんの “嫁に行けないんじゃなくて、行かないの”という台詞を聞いたことも大きかったですね。    
婚期(死語?)を少し過ぎた女性が、心配する周囲に対して放つ言葉でした。    
古い映画だと、どうしても女性は主張しないというイメージがあります。    
その印象が変わって、他のものも観てみようと思えた作品でした。

 
 

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オープニングまもなく、原さんが自分に憧れる学生たちの先頭を切って丘を走り抜けるシーンがあります。
それだけで、“あっ、黒澤監督の作品だ”と思いましたね。
モノクロですが、光を浴びては陰る草木の間を疾走する原さんの躍動感が素晴らしかったです。
それで、入り込んでしまいました。   

前半の原さんは、あくまで気性が激しく気位の高いお嬢さん。    
自由に活動する野毛に惹かれ、結婚するが、時勢の中で野毛は獄中死。    
その後には、壮絶な生活が始まります。    
   
自分の意思で、野毛の実家に行くも、非国民として村八分状態。    
夜に土地を開墾し、田んぼを作っていく作業。    
倒れても倒れても、村人の妨害にあって絶望的な状況になっても、立ち上がっては働き続けます。    
体力的にも精神的にも限界を超える、壮絶以外の何物でもないシーンが続きます。    
原さんが、こんな一見狂気とも見えるような役を演じていたことに感動しましたね。    
   
この後半の原さんの凄さには、ただただ圧倒されます。    
一緒に耕す義母役の杉村春子さんも素晴らしかったですね。

大河内さんが演じる父親・大学教授の “自由の裏には苦しい犠牲と責任がある”という言葉が彼女の生き方の柱になっていますね。 
それにしても、現代劇に出演している大河内さんを初めて見たので、しばらくは気が付きませんでした。 

この作品ができたのは、終戦直後ということにも驚かされます。   
戦時中は映画作りに大きな制約があったでしょうし、価値観が一変した、戦後まもなくは逆な意味での制約があったのではないでしょうか。   
そこを経て、後に自由に映画を作り続けられた黒澤監督があったのですね。   

スクリーンの中で生き生きしている原さんが見られて良かったです。   
古い作品だから暗いだけだろうという先入観で、観ないままで終わるところでした。   
実は、「東京物語」(1953年)も「晩春」(1949年)もDVDを持っていながら、まだ観ていません。   
小津安二郎監督の作品、どれも同じだろうと勝手に思っているところがあります。   
でも、「麦秋」を観て、感じ方が変わりました。   
小津監督が描いた世界の中で、さまざまな原さんの姿を見てみようと思っています。

                     
         
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