ドラマ「掟上今日子の備忘録」新垣結衣&岡田将生さん
ドラマ「掟上今日子の備忘録」(日本テレビ)は13日が最終回でした。
若者向けなのに、とちょっと恥ずかしい気がしながらも、最後まで観続けたものです。
記憶が一日しか持たない女性探偵・今日子(新垣結衣)と、彼女に関わる周囲の人たちと、そして事件のお話。
運が悪く、たびたび今日子に事件の解決をお願いすることになる厄介(岡田将生)。
次の日には“初めまして”と言わなければならない、切ない関係になっていく二人。
原作を読んだことはもちろん無いのですが、一日しか記憶が持たないとどうなるのだろうと考えてしまいました。
どうしても重たく感じてしまうことに、ドラマは軽々と、二人のイメージもあって、爽やかさが前面に出る楽しいものになっていましたね。
ものは考えよう?
毎日、新鮮で、その都度出会う人とのかかわりを大切にしていければ・・・。
一期一会ということ。
でも、そこまで悟るには相当の時間と苦悩の積み重ねが必要なのだろうなあ、とどうしても考え込んでしまうのは、歳のせいでしょうね。
ストーリーも楽しかったですが、何といっても新垣結衣さんと岡田将生さんの爽やかさが素敵でした。
新垣さん、ドラマ「リーガル・ハイ」(フジテレビ系)と映画「BALLAD 名もなき恋のうた」(2009年)しか観たことがありませんでした。
かなり以前、深夜ラジオでディスクジョッキーを担当した彼女の声を聴いたことがあります。
おそらく10代だったはずですが、とても落ち着いてしっかりした女性だなと思ったものです。
「BALLAD 名もなき恋のうた」での廉姫役の新垣結衣さん、たおやかで、それでいて凛としていて素敵でした。
「リーガル・ハイ」では、堺雅人さんに合わせて、ハイテンション状態でいなければならないという難しさがありましたね。
映画もドラマも、女性の部分、女優の部分を無理に出したりしない人という印象で、好感が持てます。
重たくシリアスな作品のときには、どんな演技をするのだろうという興味もありますが・・・。
相手役の岡田さんは、若手俳優さんが大勢いる中でも、ひいきの一人です。
大河ドラマ「平清盛」(2012年・NHK)の源頼朝役で注目し始めました。
というか、一番好印象だったのは「ぴったんこカン・カン」(TBS系)でしたね。
司会者に翻弄されながらも、終始笑顔で、天然系、人の良さが丸出しにされていました。
これで、役者をやっていけるのだろうか、と心配になったものです。
作品に、特に映画に恵まれているので、よけいな心配ですが・・・。
岡田さんも新垣さんも透明感があり、何ものにも染まらない感じがして、それだけにこれから歳を重ねながらどんな役を演じていくのか、とても楽しみです。
及川光博さんの出演も、観続けた理由かもしれません。
今更ながら「相棒」は及川さんの神戸がいたシリーズが素晴らしかったと思いますね。
あくまでも個人の感想ですけど・・・。
シリーズの中でも評価された作品が多く、「相棒」を卒業しても作品は作品として残り、その後は自由に活躍できていることが、何とも嬉しいですね。
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