「相棒season14」第9話“秘密の家”
「相棒season14」第9話“秘密の家”
テレビ朝日 12月16日放送
オープニングで角田課長(山西惇)が撃たれるシーンには驚きましたね。
これで山西さんも卒業か?と・・・。
でも、ちょっと落ち着けば、防弾チョッキの着用が予想できたわけで、かつて同じシーンがあったことも思い出させました。
「越境捜査」(season7・第11話)で、大木刑事(大小コンビの小さいほう)が撃たれたシーンですね。
それにしても、最初からの銃撃シーンには、別のドラマかと思ったものです。
右京(水谷豊)が治めて、従来に戻った感じはしましたが・・・。
つい、名作と評判の高い「暴発」(season9・第6話)と比べてしまいました。
右京が評していましたが、冠城(反町隆史)が臆病で、怒らせることが得意な人だということがわかった回でもありました。
刑事部長(片桐竜次)に呼ばれても、“暇を持て余しての見学”と、相変わらずの軽さですが・・・。
それにしても、出世を考えない人はどこでも強いですね。
刑事部長や参事官(小野了)に対する態度は相変わらず慇懃無礼とも言えるし、今回登場の天下りの社長(西田健)の脅しにも屈しないですし・・・。
事件が解決しての、西田さんとのやり取りシーンは見せましたね。
“罪はあばかない方がよいこともある”
“秘密を持ったままで、本当の幸せを手にすることなど決してありません”
大物との静かながらも緊張状態での対決シーンは見応えがあります。
元日スペシャルでは、そんなシーンが観られるでしょうか。
面白かったのは、エルドビア(たびたび登場する架空の国)が、南米コロンビアの隣にあったことです。
これまで、謎でしたから・・・。
物好きにも、地図を出してみて、笑ってしまいました。
映像では、コロンビアの左側に海に突き出していて、実際に無い土地が描かれていたわけですから・・・。
西田さんの会社「首都警備保障」は、「神の憂鬱」(season8・最終話)に出てきましたね。
最初の工場の管理人(誘拐の共犯者)が、初めてなのにすぐ明かりのスイッチの場所がわかっていたシーンも「恐怖の切り裂き魔連続殺人!」(Pre Season・第2話)にありました。
こんなふうに、過去の作品を思い出せるのは楽しいですね。
決して、あら捜しをしているわけではありません。
元日スペシャル「英雄」は、本多篤人(古谷一行)の登場です。
死刑になっていたと思っていたので、意外でした。
久しぶりに片山雛子(木村佳乃)や三浦元刑事(大谷亮介)も登場するようで、楽しみです。
<これまでの感想>
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